64話 ページ14
〜鶴丸side〜
いつかは聞かれると覚悟していた。
一部の刀剣にしか知られてないこと。
厚「堕ちた…？」
五「に、兄様たち…堕ちたとは一体……？」
薬/骨「「……っ」」
なるべくこいつらには知られたくなかった。
だが、もう隠せないようだな……
鶴「…ああ。いるぜ。」
俺の言葉にこんのすけ、あとは江雪が目を見開いた。
他の奴らは未だに意味がわからないと首を傾げてる。
『おちるは、なに？』
こん「っ……言っても、宜しいですか？」
「「「？？？」」」
鶴「……何れ言わなきゃいけない事だ。お前らもいいか？」
薬「…ああ。」
薬研に続いて、他の皆も頷いた。
琥珀や他の短刀たちはこんのすけの方をじっと見て、説明を待っていた。
こん「……堕ちた刀剣は憎しみに支配され、瘴気に汚染され、最終的には自我を失ってしまいます。」
「「「『……え、』」」」
ああ、まさにその通りだ。
強い憎しみに心を支配され、それを本能に敵味方関係なく攻撃する。
一度堕ちたら、二度と戻れない。
愛「だ、誰が堕ちたんだ…？」
秋「薬研兄さん、骨喰兄さんっ…」
小「鶴丸さん……」
鶴「粟田口派の一期一振…そして、来派の蛍丸だ。」
粟/愛「「「ｯ！！？！？」」」
『(2人も…っ…。ﾊｯ！ま、まさかあの時の声は！)』
信「いち、兄が…？」
前「嘘……」
五「そ、そんな……ｯ」
薬/骨「「……」」
愛「蛍丸が…？じ、冗談だよな…？な、国行？」
明「……」
愛「な、何で黙ってるんだよ？だって、蛍丸は１回もここに来てないんだろ？全然来なくて寂しいって言ってたじゃねーかよ…っ！」
明「……ごめんな、あれは嘘や。」
愛「ｯ！？ぁっ……そんな……っ」
あの時、俺がもっと頑張っていれば……あの二人はああならなかったのか？
こいつらも、こんなに苦しまなくて済んだのか？
だが、今後悔しても…もうお『まだ！！！』
鶴「！！」
薬「琥珀…？」
明「…？」
『まだ、まにあう！！！』
・
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めい(プロフ) - 桜さん» 読んでくださりありがとうございます！勿体無いお言葉ですよ！（苦笑） 続きも頑張ります、ありがとうございます！m(*_ _)m (2020年8月6日 23時) (
レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ものすごく面白いし、文才もあるので頑張ってください！ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 798e99be00 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 兼さん……国弘…夢主のｼｭﾝでやられてるよ。審判者の部屋に何かありそうですね…続き頑張って下さい！夢主とこんのすけだけて大丈夫なのかな？ (2020年8月4日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» なるほどなるほど、え、それすごい楽しみですね！？笑 (2020年8月4日 14時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 華音さん» こんにちは！！え、超大切なところ間違えてる笑 本当に助かります！！ありがとうございますー！！(￣^￣)ゞ (2020年8月4日 14時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
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