184 ページ38
ころん side
実はさとみくんに言われて水族館の入場券を買っておいた
ころん エピソード
さ「ころん、3日はどこに行くとか決めてるのか?」
こ「・・・悩んでる」
さ「俺はAが行きたいところに行く予定だけどな」
こ「マジか・・・僕もそうすればよかったかも」
さ「バカだろ、2人してそんなことしたらAが大変になるだろ」
こ「たしかに・・・」
さ「それにころんだって目星つけてるんだろ?」
こ「まぁ、一応・・・」
さ「お前が悩んで決めたところならAも喜ぶよ」
こ「・・・何でさとみくんはライバルの僕にそこまでしてくれるの?」
僕だったらライバル相手にここまで相談に乗らない
失敗してくれた方が僕にとって都合がいいから
さ「そんなの決まってるだろ」
こ「?」
さ「ライバル以前に親友が悩んでるなら相談に乗るもんだろ」
ころんだって俺が悩んでいたらきっと助けてくれるよ
そうさとみくんは言うけど・・・
こ「僕は・・・わからない」
さ「何が?」
こ「もし僕が相談に乗ったおかげで2人が付き合うことになったらと思ったら無理かもしれない・・・」
そんなの僕は耐えられない
さとみくんみたいに・・・僕はなれない
さ「確かに怖いよな、きっと後悔しちゃうかもしれない・・・でもな」
こ「・・・」
さ「お前は困ってる人がいたら助けるよ、俺にはわかる」
こ「何それ・・・」
何の解決にもなってないじゃん
さ「ま、そんなに深く考えないでさ、Aに喜んでもらえるようにプラン考えた方がいいんじゃね?」
確かに・・・
こんなこと考える暇があるなら今は少しでもプランを調べた方がいいよね
こ「ありがとうさとみくん、あとは1人で頑張ってみる!」
さ「おー、お互いがんばろうぜ」
こ「うん!」
42人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちこ。 - 話…? 気になるぅー! (3月9日 20時) (レス) @page20 id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
tukki- - この小説,1から何時間もかけて読んでいます。更新がんばってください! (2月29日 15時) (レス) @page10 id: b5bc72e00c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆう | 作成日時:2024年2月18日 17時