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ガラガラガラ
店叔母「いらっしゃいAちゃん」
『2名です!』
店叔母「ここへどうぞ」
さとみくんと案内された席に座る
メニューを見てると
さ「店員さんおばあちゃんなんだな」
『ここはおじいちゃんとおばあちゃん2人でやってる昔からあるお店なの、あんまり混んじゃうと大変だからSNSとかにはあげないようにしてるんだけどね』
さ「確かにな」
『さとみくんは何にする?わたしは卵あんかけうどんにする!』
さ「俺も・・・それにしようかな」
さ(Aが選ぶのに間違いはないだろ)
『OK!すみませーん』
店叔母「はいはい」
『卵あんかけうどん2つお願いします!』
店叔母「はいはい、ちょっと待っててね」
『はい!』
早くこないかな〜
楽しみ〜
おばあちゃんがおじいちゃんに注文を伝えてる
2人で目を合わせて笑いあって・・・
なんか・・・
さ「なんかいいな、あーゆうの」
さとみくんもそう思ったんだ・・・
『わたしのおじいちゃん達もね、いつもどこか行く時は手を繋いで歩くような夫婦なの、だからすっごい憧れがあってね』
さ「俺もおばあちゃんに育てられたみたいなものだからな、将来あーゆう風になりたい」
店叔母「あんたら夫婦もいつかこうなれるよ」
さ「夫婦・・・!」
『おばあちゃんわたし達は夫婦じゃないよ!』
店叔母「そうなのかい?」
『そうだよーね、さとみくん笑?』
さ「・・・そうですよ、まだ言ってないんだから言っちゃダメですよ笑」
『さ、さとみくん!!』
店叔母「ふふっ、そうかい悪いことしたね笑」
店叔父「ばあさん、できたぞ」
店叔母「はいはい」
『ねぇ、なんであんなこと言ったの!』
さ「さぁなー」
さとみくんがニヤニヤしながらわたしを見ている
絶対わたしのこと馬鹿にしてるんだ!
さ(いつかな・・・)
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いちこ。 - 話…? 気になるぅー! (3月9日 20時) (レス) @page20 id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
tukki- - この小説,1から何時間もかけて読んでいます。更新がんばってください! (2月29日 15時) (レス) @page10 id: b5bc72e00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2024年2月18日 17時