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父「・・・あのな、最近活動の方はどうだ?」
『大変なことも多いけど、楽しくやってるよ』
お父さん、なんで急にそんなこと聞くんだろう・・・?
父「父さんな、お前の活動に文句を言ったことはない、お前が決めたことだ」
『そうだったね・・・』
いつもお父さんもお母さんも応援してくれた、だからここまでやってこれたと思う
父「でもな、この前お前が通り魔に刺された時やっぱりどうなのかって思うようになった・・・」
『・・・』
父「普通の女の子みたいに誰かと結婚して幸せになってほしいって・・・な」
『お父さん・・・』
父「昔仲良くしていた拓也くん覚えているか?」
『拓也くんなら覚えてるよ』
近所に住んでいて、よく昔は遊んでいたからね
父「拓也くんがAに会いたがってる、拓也くんなら俺も安心だ・・・一度会ってみないか?」
『・・・』
父「何もすぐにとは言わない・・・そうゆう未来もあるってことを考えてほしい」
『・・・ちょっと考えたい』
父「それでいい・・・ごめんな」
『ううん、お父さんもいろいろ考えてくれたんだよね?ありがとう』
父「A・・・」
『わたしお風呂に入ってくるね』
父「あぁ」
バタン
母「あの子、昔だったら話も聞かないで怒っていただろうけど、ちゃんと話を聞くようになったわね」
父「・・・そうだな」
母「あの子も成長したわ、それだけでも活動をしてる意味があったわね」
父「まだ成長するんだな」
母「そうね」
お風呂場で
パタン
『みんな・・・どうすればいいかな』
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いちこ。 - 話…? 気になるぅー! (3月9日 20時) (レス) @page20 id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
tukki- - この小説,1から何時間もかけて読んでいます。更新がんばってください! (2月29日 15時) (レス) @page10 id: b5bc72e00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2024年2月18日 17時