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『はい、さとみくん!』
えっ・・・?
さ「何・・・これ?」
『ありがとうって気持ちかな、一番は!』
Aはなんのことを言ってるんだ?
『莉犬くんから聞いたんだ、わたしが意識戻ってない時も毎日病室まで来てくれてたこと』
さ「それは・・・俺のせいでAが意識不明の重体になったんだから当たり前だろ」
『あれはさとみくんのせいじゃないって何回も言ってるじゃん、それにわたしが目を覚ました後も毎日来てくれて嬉しかったんだよ?』
さ「・・・」
『毎日リハビリにつきあってくれて、もう嫌だなって思う時もさとみくんが支えてくれたおかげで今こうしていられる』
さ「・・・Aが頑張ったからだよ」
『いいの!これはお礼なの、喜んでくれるといいんだけど・・・』
さ「・・・開けてもいい?」
『いいよ』
プレゼントの箱を開けるとそれは
さ「これって・・・」
『腕時計を収納できるボックスだよ、さとみくん今腕時計ハマっているからね、いっぱい持ってると思うから収納できつつ、飾れるものにしたの』
ちょうど飾れるのを探していた
でもずっと欲しいものがなくて迷っていた
しかも俺がこれにしようかと思ってたやつ
なんでわかったんだ・・・?
さ「俺が欲しがってたのなんで知ってるの?」
『うーん、さとみくんならこれが欲しいかなって思ったんだけどもしかしてもう持ってた・・・?』
さ「いや、ちょうど欲しかったところだよ」
『ほんと!?よかった!』
さ「ありがとう、A」
『こちらこそいつもありがとう!』
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いちこ。 - 話…? 気になるぅー! (3月9日 20時) (レス) @page20 id: 63408e6da3 (このIDを非表示/違反報告)
tukki- - この小説,1から何時間もかけて読んでいます。更新がんばってください! (2月29日 15時) (レス) @page10 id: b5bc72e00c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2024年2月18日 17時