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さとみ side


莉「Aきたよ〜」


『莉犬くん!』


さ「俺もいるよ」


『さとみくんも!ありがとうね!』


莉「リハビリはどう?」


『普通に生活する分には問題ないって!』


Aが肩を回しながら元気さをアピールしている


さ「あんまり無理するなよ」


『先生にも明後日には退院できそうって言われたんだから大丈夫だよ!』


莉「ほんと!よかったね!」


『うん!」


莉「明後日なら日曜日だし放送で伝えられるじゃん!」


『確かに!』


さ「でもAがまだ万全じゃないんだから、もう少し後の方がいいんじゃないか?」


『え〜大丈夫だよ、リスナーに心配させてるし早く伝えて安心させたい!』


さ「ならいいんだけど・・・」


Aが無理してないならな


莉「どうする、みんな悲しい雰囲気出してリスナーを驚かせる?笑」


『やめて、私を殺さないで笑』


莉「うそだよ笑、俺なーくんに退院日のこと伝えてくるね!」


『ありがと〜』


バタン


さ「本当に大丈夫なのか?」


『心配しすぎだよ、わたしならもう大丈夫だよ』


さ「・・・心配なんだよ、Aは無理することあるから」


『・・・確かにそうかもしれないけど』


さ「だろ?」


『だったらさぁ、わたしが元気になったらあの日行こうとしていたころちゃん達のプレゼント一緒に買いに付き合ってよ。みんなの誕生日祝えなかったからせめてプレゼントだけでも渡したいんだ』


さ「A・・・」


『ちょっと怖いんだ、外に出るのが・・・でもさとみくんが一緒なら行ける気がするの』


A・・・


そうだよな、1人で外に出るなんて怖いよな


それなのにみんなの誕生日プレゼントを買いに行きたいなんて


俺が今できることは・・・


さ「・・・今度は絶対に家まで迎えに行くからな」


『は〜い!』


A、ありがとな・・・

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作者名:ゆう | 作成日時:2023年12月26日 17時

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