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さとみ side
『さ・・・とみ・・・くん』
さ「えっ、A?」
『お・・・はよう』
Aが・・・
目を覚ました・・・?
ドサッ
こ「A・・・?A!!」
『・・・』
こ「僕・・・、なーくんと先生呼んでくる!」
Aが辺りをキョロキョロ見ている
さ「ここはさくら病院だよ」
『そっか・・・』
さ「A・・・」
『?』
さ「ほんとうに、よかった・・・!」
な「A!」
『なーくん・・・』
な「痛いところは?」
『身体が動きづらいだけだよ・・・』
な「そっか、俺みんなに連絡してくるね!」
こ「ありがとう」
『わたし・・どれだけ寝てた?』
こ「半年ぐらいだよ、もう・・・おそいよ」
『2人とも泣かないで・・・』
こ「Aのせいじゃん!」
『ごめんね』
先「Aさん」
『先生・・・?』
先「体調はどうですか?」
『身体が重いです・・・』
先「痛いところは?」
『大丈夫です・・・』
先「そうですか」
こ「先生どうですか?」
先「もう安心ですね、今は体力とかが落ちていますが回復しだい退院できますよ」
こ「そうですか!ありがとうございます」
先「では失礼します」
こ「大丈夫だって・・・だからさとみくん、もう自分を責めないで・・・」
さ「あの日・・・俺がAの家に行ってれば、Aが怪我することなかったのに」
『違うよ・・・わたしが自分の判断で行動したの』
さ「A・・・」
『それより・・・犯人は?』
こ「Aが刺されたあと、すぐ近くにいた人に捕まったらしいよ」
『よかった・・・もう痛い思いする人がいないんだ』
さ「それよりって・・・俺ずっと気にしてたんだぜ!?」
こ「アハハッ!さとみくんドンマイ笑」
『ふふっ』
さ「なんだよ、お前ら・・・」
こ(さとみくんが笑ってる!)
なんだろう
そういえば俺・・・こうやって笑うの
なんか久しぶりだな・・・
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作者名:ゆう | 作成日時:2023年12月26日 17時