７人ですとぷり（３）

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店「ごゆっくりどうぞ」


こ「・・・すごいお店だね」


さ「ここ個室だし、周りも静かだからよく来るんだ」


こ「そうなんだ」


さ「まぁ、まずは酒飲もうぜ」


こ「うん」


さ、こ「乾杯」


さ「は〜、うまいな！」


こ「・・・そうだね」


さ「そんなにかたくなるなよ」


こ「・・・ごめん」


さ「何が？」


こ「僕さぁ、旅行の時さとみくんがAに告白するように見えた・・・だからわざと話に入ったんだ」


さ「おー」


こ「それに感情が昂って、さとみくんに想いをぶつけちゃったし」


さ「確かにな、ころん伝えたらすぐ帰るから驚くわな笑」


こ「ごめん・・・」


さ「俺、あの時Aに告白しようと思ってたんだ、だからころんが止めに入るのもわかるし俺も同じ現場にいたら一緒のことしてたわ」


こ「・・・」


さ「それに俺も謝らないとな」


こ「えっ？」


さ「俺もAが好きだってすぐに言えなかった・・・、ころんがライバルって認めたくなかったんだ」


こ「・・・」


さ「俺ころんに勝てる自信なくてさぁ、どうするべきかずっと考えていた」


こ「・・・僕だってさとみくんに勝てる自信ないよ」


さ「一緒だな」


こ「・・・そうだね」


さ「でも俺やっぱりAのことを諦めきれないんだ、だからころん」


こ「？」


さ「お互い正々堂々と戦おうな！」


こ「・・・うん！」


さ「あと誘うのはお互いよしとして、誘い過ぎには気をつけような笑」


こ「だね、Aの心配してる顔なんてもう見たくないし笑」


さ「そうだな笑」


こ「さとみくん」


さ「ん？」


こ「これからは相棒だけじゃなくて、ライバルとしてもよろしくね！」


さ「・・・おう、負けないからな！」


こ「僕だって！」


さ「よし、今日は飲むぞ！」


こ「おう！」


その日は明け方まで２人は語り明かした

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