話し合い?いえいえ、討論です ページ4
男は珈琲を優雅に飲んでいた。そこに響く女性の声。
辻「私と同じ時代に生まれたのがお前のミスだ。」
扉は開いていない。女性は独り言のつもりで言ったはずだ。
丸聞こえである。
暫くして扉が開かれた。スーツを着た女性。なんだか怒っているようにも見える。
辻「黒牙さん!あれほど、勝手に逃げ出さないで下さいって言ったじゃないですか!!」
黒「良いじゃないですか。暇なんですよ。」
珈琲が入ったカップを置き、大量にある本に目を向ける男。
辻「だからって!監視網をすり抜けて夜の外出はやめてください!!あなたは特務課の監視対象なんですよ!!」
そこでやっと女性を見る男。前髪がかかっていて目はよく見えない。
黒「あのですね、外出ではなく逃走です。自分はここから逃げるつもりでした。というか、そんなことで綾辻君を使わないで下さい。それがなければ逃げ切れたのに…。」
辻「綾辻先生にも言われました。ですがあなたがそもそも逃げたさなければ!」
そんな風に言い合ったところで解決策があるわけてもなく…。
辻「とにかく、そんなに逃げ出さなくても黒牙さんは申告書を書いて提出していただければ上と相談して許可を出せますが…。」
黒「え、それ本当?」
いきなり、女性の肩を掴み勢いのまま揺らす。
辻「は、はい!そうです!そうですから揺らさないで下さい!!!」
その言葉を聞いて男の見えない目が光った気がした。
黒「辻村さん!早速、申告書を下さい!!」
本を閉じ、楽しそうに笑う。
辻「構いませんけど、私達というお供付きですよ。それでも宜しければ発行しますが。」
楽しそうな顔が絶望の淵に立たされたみたいな顔になった。差が歴然。
黒「……えー、嫌。」
辻「外に出たいなら相応のことをしないと私が先輩に怒られるんです!」
黒「いや、知らないよ。しょうがないからいいけど、俺の自由に動かさして貰いますよ。」
男は珈琲を飲みきり、奥の部屋に入って行った。
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ワハハ、作者の柏餅です。
明るい感じにしたいと思ってます。が!!!
なんと言うことでしょう!←be●ore、aft●r
こんなにも駄作で拙い文章を読んで下さっている方が!!ありがたや〜。
黒牙は明るいです。逃走癖があります。
特務課が手を焼いてます。
革手袋をしていたら異能力は発動しません。
ギャグ要素をいれたい今日この頃…。
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田中太郎 - 面白かったです!更新応援しています (2018年7月7日 16時) (レス) id: 552f954393 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅 - 真天晴夏さん» ガチですか!!!?こんな嬉しいことはありません!是非ともお願いしたいです! (2018年6月26日 17時) (レス) id: b341bfb04d (このIDを非表示/違反報告)
真天晴夏(プロフ) - 私も暇だったら書いて見ます下手だけど (2018年6月19日 22時) (レス) id: aeb99a7d73 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅 - マジですか!?教えていただきありがとうございます! (2018年5月22日 23時) (レス) id: b341bfb04d (このIDを非表示/違反報告)
フユキ(プロフ) - アナログでイラストを載せる場合もデジタルの場合もヘルプから画像アップローダーを押してサイトに申請を出さなければいけません。だいたい次の日の午後4時〜6時までには申請通ると思います。申請が通るとURLも発行されるのでそれを小説に貼り付ければ完了です。 (2018年5月22日 23時) (レス) id: e79ac6a0b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柏餅 | 作成日時:2018年5月18日 21時