キャンパス [ O.S ] (ページ6)

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瞳ページ6

それを合図にそれぞれが、自分のしたいことをし出す。

二宮さんは、ゲーム。

松本さんは、お弁当を食べ始めて、

相葉さんは、誰かと電話。

大野さんは・・・・

こっちをじっと見てる。

(えっと、私なんかしたっけ？)

たまらず視線を外す

けど・・・大野さんはじっとこっちを見ている。

流石にコッチもそんな綺麗な顔で見つめられると、ドキドキする

でも、それを悟られまいと平静ぶっていると

智｢・・・何でメガネかけてるの？｣

形のいい唇から発せられた言葉に、バッと視線を向けた。

ほんとに心臓が止まるかと思った。

｢え？｣

智｢なんで？｣

｢それは・・・しっ視力が悪いから・・・です。｣

智｢ふぅーん？｣

ちょっと意味深な返事。

(なんでっなんで、そんな事聞くの？)

まだ心臓がバクバクいってる。

俯きかけていた視線を前に戻す

するとさっきとはうって変わったようにふにゃんと笑う大野さん

(先のは何？)

(吸い込まれそうだった、なにもかも見透かされそうだった・・・)