【男主】天童の兄【HQ】

天童のお兄ちゃん ページ6

ピッ






声が聞こえなくなった携帯をしばし見つめる









少し、寂しい気がした









覚、元気そうだったし、良かった





しかも、強豪校だって！




今からテンション上がる！！









声も大人っぽくなってたし、大人びた雰囲気が伝わってきた









速く会いたいなぁ









「おーい、禊ーー」









「ぉ、なんだ、ベル」









「いや、飯」








「あぁ、もう、そんな時間か」









いつもよりも格段に早起きをして、これくらいの時間ならと覚に電話をかけたのだ









先ほどまでの会話を思い出し、現を抜かしていたら









「……お前、なんかあった？」









「ぅわっっ びっくりするだろ、、」









ベルの顔が目の前にあった









相変わらずの美形が









「ま、いいや 飯、行こーぜ」









「おう」









18日が楽しみすぎて、あぁ、身体が疼く









「んー? きょー禊ちゃん、どーしたん??なんか妙に機嫌が良さそうだけど」









「んん、それ さっきベルにも言われた」









そんなに顔に出てるかな









「んー?いい事でもあったのかな？」









笑いながら頬をつねってくるケイ









「いひ、いひゃひゃ」









「あははっ 変な顔」









「ケイがつねるからだろ」









こんな日常的な会話でも、







俺の頭の中には18日、覚のことしか頭になかった

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