12:いざ、出陣！ ページ13
『えーっと、出陣するんだよね。この刀装を使って。』
新しく始めて作った刀装は軽歩兵の並だった。良いもののレベルは3種類あって、並、上、特上の順に高性能らしい。うーん、最低値の奴作っちゃったな。
『とりあえず、今回は薬研に付けるね。』
よいしょっと近くに立っていた薬研に手渡した。薬研は短刀だから生存値が低い。やっぱり心配だな。
「では出陣してきます。」
『ねぇねぇ、敵って一体どういうのがくるの？MG43は射程距離が長いから遠戦でも通用するけど役回りとか決めなくて良い？』
「は？」
え、なに？は？ってこっちのセリフなんだけど。
「えっと、その、主殿も一緒に出陣なさるという事でしょうか？」
『うん！』
「却下です！！」
なんでや！！両手で✖印を作られた。え？戦力は多い方が良いでしょ普通に。っておい、薬研まで頷かないで！！
『わ、私軍人だからね！大佐だからね！舐めんじゃねぇぞ！』
「女性が戦場など言語道断です！」
「そうだぜ姉ちゃん。ここは俺らに任せときな。」
うわー！紳士！！紳士過ぎてびっくりするぐらいの紳士！！危ないわ、薬研にときめいて好きになりそうだった。あっぶねぇ。
『行きたいんだよ、私も！刀剣男士が戦ってるのに寝転びながらアニメ見るなんて出来ないの！！』
「誰もそんな事は言っておりませんぞ主殿！」
『と、とにかく！！私も行くから！はいこれ、主命ね！』
「クッ、やるな姉ちゃん。いざという時に主命を使い俺らを動かす。まるで前の俺の主みたいだ........」
えっなにそれ魔王と呼ばれた男に私似てんの？それ褒め言葉？喜んで良いやつ？
ンッンン！気を取り直して。
『まぁ、とにかく行こう！いざ、出陣！』
「主殿は、どうしてそこまで一緒に戦う事を望むんですか？」
『......,...........それはね、《あの人》が最期に見た景色を私も見たいから。』
「............？分かり、ました。」
(君達は違うよねって事、私が身をもって確かめたいから。)
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蛍光灯(プロフ) - 瑠璃色さん» こんにちは！コメントありがとうございます！そんな事を言っていただけて嬉しい限りです(^ ^)私はシリアスが苦手なんですが、今回は何故か書きたい衝動に駆られ執筆しました。あまり本編ではまだ甘く出来なさそうなので番外編で書きたいです。更新頑張ります！ (2018年3月27日 10時) (
レス) id: f643b19803 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色 - 初めまして！いち兄を推している瑠璃色です！この作品はただの恋愛ものじゃなくてサスペンス要素が入っているのが読み応えがあって楽しいです！更新頑張って下さい！！ (2018年3月27日 10時) (レス) id: 3757eb64a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍光灯 | 作成日時：2018年3月25日 20時
