少女 ページ2
「ここがあの真選組かぁ〜、少しは役に立てる奴がいるといいけれど」
笑いながら入口へとたどり着く、その表情はやけに晴れ晴れとしていた
「なんて、オープニングにしたらカッコいい表現だよねっ!」
ドヤ顔を決める、やはり最初の印象は大事にしないと主人公がつとまらないし
「おおっとこんなことしてる場合ではないなごめん下さい
入隊希望の者なんですけど」
シーン
返事がない
「すみません、入隊したいんですけどー!」
返事がないただの頓所のようだ
「いや、ただの頓所だと困るんですけど・・・・・」
しかし一向に返事も来ないし、インターホンみたいなのも見当たらない
こうなったら意地でもやるしかない
「ちょっと話聞いています・・・・かっ!」
ドゴォォォン
思いっきり扉を蹴る、少し壊れちゃったけど仕方な・・・・
「いや仕方なくないだろ!つか、扉壊れてる所じゃないしっ!吹っ飛んでるだろ!」
後ろを振り返ると黒い髪の男性が立っていた
ヤバいこれ謝らないと切腹〜♪的な感じになるぞ、とりあえず謝らんと
「す、すみません!人が出てこなくてつい蹴っちゃって、本当にすんませんでした!」
頭を下げて誠心誠意謝る
するとそれほど怒ってる様子でもなく頓所内に入れてくれた
土「すまねぇな、今国際指名手配犯が江戸にいるらしくて人手が足りない
まぁ、扉のことは後で直してくれればいい、あ、俺の名前は土方だ
ここの副長をやっている」
「よろしくお願いします!名前はAと言います今日から
お世話になります!」
ようやく私の真選組ライフは無事始まるようで安心した
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作者名:羅螺�蚊 | 作成日時:2014年12月24日 22時