君に依存 Ⅱ (ページ31)

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A『大昇〜』

大昇の家に入ればお風呂から上がったばっかりの髪が濡れている大昇が居た

私は靴を脱いで大昇に抱きついた

大昇「うわっ、ちょ、お酒飲んだの？」

A『そぉやで〜』

大昇「酒臭い」

A『ごめん』

大昇「お風呂入っておいで」

A『寝巻き貸して〜』

大昇「はい、これ」

A『ありがとう〜』

そう言って渡してくれたこのパジャマは大昇が

「俺ん家よく泊まりに来るから」

って誕生日プレゼントでくれたもの
大昇の家専用なんだけどね！
デザインがめっちゃ可愛くてお気に入りやねん

A『このパジャマめっちゃかわいいなぁ』

大昇「気に入ってもらえてよかった」
「てか早くお風呂行きなよ？」

お風呂に上がればそのパジャマを着て
大昇のいる部屋へと向かった

A『じゃじゃーん』

大昇「いいじゃん、かわいいよ」

A『ふふっ』

大昇「歯磨いた？」

A『磨いたよ』

大昇「化粧も落とした？」

A『もちろんすっぴん』

大昇「おっけー」

A『おやすみなさい』

大昇「おやすみ」

いつの間にか深い眠りついていた私と大昇

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浅めを覚ませばもう隣にいない大昇

朝が弱いのに頑張って起き上がって、
晶哉からきていたLINEをひらけた

佐野晶哉Aちゃんおはよう〜

A晶哉おはよ〜今日関西帰るね🐶❕

そうしてリビングへ行けば甘い匂いがした

大昇「おはよ」

A『おはよ』

A『めっちゃいい匂いする』

大昇「フレンチトースト」

A『え！Aの分もある？』

大昇「あるよ、お茶用意してくれる？」

A『うん！ありがとう』

キッチンでフレンチトーストを作ってる大昇隣で
フォークやナイフ、お茶を出して運んだ

大昇「完成〜食べよっか」

A『やったぁ〜！朝からありがとうね』

大昇「いいよ、はい手合わせて」

大昇、A「いただきます」

大昇の作るフレンチトーストはやっぱり特別で
朝から幸せな気持ちでいっぱいになった