短いようで長い糸。

＃33　その後 ページ33

あれから私と真太郎は、

一緒に登校・一緒にご飯


勿論手を繋ぐこともした。







でも、まだ気に触っているのは


「本当にあの時はすまなかったのだよ。」



あの先輩についてだ。







あのあと、少し話を聞いた。







真太郎とあの先輩は、仲が良いと周りでも噂になっていたようで。
前までは普通な関係だったはずが、ある日から一変したらしく…

「幼なじみってあの子？」


と聞かれ「そうです。」と返すと


「あの子と話してる所見るとね、なんか胸が苦しくなっちゃってさ。あまり話してる所見るの辛いかも」





と言われたらしい。

その時私が思ったのは、、


先輩は真太郎と仲良くしている私を見て嫉妬をしたのではないか、と。







多分…お互い嫉妬という言葉を知らず変に捉えてしまったのかもしれない。








『大丈夫だよ。解決したしw』



ほぼ自分推測だけどw



「そういえば、先輩からも話したいことがあると言っていたのだよ。」


『あらま、何言われるんだろ』


「あの時のことについて謝りたい。とのことだ」

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