検索窓
今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:337,557 hit

第五十話 ページ10

ケン「よぉ、久しぶりだな文人」

あ「出来れば僕は一生会いたくなかったんだが」

ケン「つれないなぁ、本当に」

僕とアヤノの父親のーーーー楯山研次郎。
貴音先輩と、遥先輩の全てを狂わせた原因。忌々しい、何でこいつがここに

ケン「相変わらず元気そうだな、二年前に家を出てから会ってないからーーー二年ぶりか」

あ「・・・・・またどうせ怪しい実験でもしてるんだろ?」

ケン「さぁ?どうだろうな」

少し、父さんの目が赤く光った。本当に父さんといい、その能力といい、忌々しい。

あ「もう、止めてくれ二年前みたいなことは。こんなことをして何になるっていうんだよ・・・・・どうして、」

ケン「文人はまた居なくなってしまった大切な人に逢いたいと思わないのか?」

その言葉に、僕は固まる。
その言葉の重みは、僕はよくわかっていた。

あ「・・・・・逢いたいさ、でも、誰かを犠牲にしてまで逢いたいとは思わない」

ケン「あの夏の温度から助けさえすれば、アヤノにも、母さんにも逢えるんだぞ?」

・・・・・・母さんが死んでから、父さんは変わってしまったことに最初は気付けなかった。愛する人の涙に気付けず、いつの間にかその想いが黒くなっていることに気付けなくて、

二年前のあの出来事は、僕にも原因はあるのかもしれない。

ケン「犠牲にしてでも、俺は逢いたいんだよ。家族一緒に、また」

あ「・・・・・・ゴミクズだね」









(逢いたい気持ちは分かっても、父さんのしていることは僕は一生理解出来ないよ)

番外編 彼の目に映る全てのモノが全部僕だったらいいのになんて、→←第四十九話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (333 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
239人がお気に入り
設定タグ:カゲプロ , メカクシ団 , 男主   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

恋音 - すみませんm(_ _)m女神達の素敵な神絵が観れませんでした…。良ければ、貼り直しをお願いしますm(_ _)mすみません (2014年12月28日 4時) (レス) id: 0a6bc44f8d (このIDを非表示/違反報告)
シンタロー&エネ - エネ「このお話を見てると、増えて行きますね!!ご主人!w」シン「何がだ!」 エネ「エーwwご主人の〜ハ・ズ・カ・シィ〜シャ『ヤメロォォォォォォォォーーーーーーーーーー!!!!!!!』 (2014年8月9日 0時) (レス) id: 85578b1dde (このIDを非表示/違反報告)
キサラギ - ついった風のやつのキャラ崩壊やべぇwww (2014年7月14日 18時) (レス) id: 01156b7467 (このIDを非表示/違反報告)
ルミ - 皆さんの絵が見えません。貼り直しお願いします。 (2014年5月6日 20時) (レス) id: 374654decb (このIDを非表示/違反報告)
桜花水無月@九ノ瀬美弥(プロフ) - 昴さん» 間違えたwベーコンレタスだwwwwwwwwww(((((((( (2014年4月13日 19時) (レス) id: 72194d8379 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あい@カゲプロ廃なう | 作成日時:2013年4月29日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。