アイドルアーヤが知っている 〜episode4〜

番外編〜ファンレター・11〜 ページ45

〜〜前話の続き〜〜
ノーサイド

あの後こうきは電話で事務所の人とレンの予定をどうにかして空けることできないかと予定を調整していて、それ以外の人は黙々と作業を進めていた。すると電話をしながらこうきが部屋に戻ってきた。

こ「○日の撮影を×日の撮影と変えてもらえるか聞いてみてください。......大丈夫ですか？そうしたら移動時間が減ってその時間に△日の雑誌のインタビュー入れてもらえるか確認お願いします。ついでに『ライジング』のみんなの予定の合う時間のどこかで1週間後の雑誌の撮影とインタビューを詰め直してもらえないでしょうか...。はい...はい...そこをなんとか...」

こうきは電話で予定を調整しながら作業を進め始めた。しばらくしてから電話を切った。

黒「結局どうなった？予定空けられた？」

貴和が電話を切ったのを見てから質問をした。

こ「なんとか4日後と5日後はどうにか空きそう。今確認とってもらってる。さすがにレンに依頼してるだけあってレンが忙しいのを相手側も分かってるからなんとかなってる。ただ、そうなるとレンの1日の仕事量がヤバいほど詰め詰めになってる。ファンレターの返事が終わらなかったら仕事と仕事の間の休憩時間にすればなんとか終わるだろう。」

上「よく予定を調整できたな。」

翔「とりあえず手を止めないで作業を進めよう！」

翔太の声を合図に止めていた手を再び動かし始めた。

立「こうき、ありがとう。」

こ「全然、頑張れよ。」

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作者より

前回の更新からだいぶ経ってしまいました。すみません。
なお、これからも更新ペースが遅くなってしまうかもしれませんが、どうぞこれからもよろしくお願いします。いつも更新が夜遅くで申し訳ありません。

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