アイドルアーヤが知っている 〜episode4〜

番外編〜ファンレター・10〜 ページ44

〜〜前話の続き〜〜
ノーサイド

立「実は、今回のファンレターの増加が予想以上で、さっきみたいな大型トラックが少なくともあと4台は来るらしい...」

若「いくら何でも多すぎないか！？前回のはどれくらいの量だったんだよ。」

光「前回ははじめに大型トラック5台、その後に追加で2台だったんだよ。それでもおおいくらいだったのに...」

上「さすがにこの量を3日で終わらすのは無理だろ...こうき、近いうちにどっか2･3日レンの予定空けることってできないか？」

こ「今月じゃ無理だ。映画撮影が2本とドラマ撮影が3本、バラエティ番組の撮影が5本、俺らのレギュラー番組が3本に、レンのレギュラー番組が2本、ファッション雑誌の撮影が2本にレンの雑誌のインタビューが2本と『ライジング』の雑誌の撮影とインタビューが1本で詰め詰めだ。来月にだったら空けられるとこが2日間あるはあるが、1ヶ月後になっちまう。ファンレターの返事の作業を事務所側が全て完了して送るのが今日から1ヶ月後くらい。レンの場合、量が多いから事務所側は俺たちの分と違って作業期間が欲しいはずだから2週間くらいは必要になる。となるとレンがファンレターの返事を書ける期間は今日から2週間以内になる。」

小「なんとかして予定をこじ空けることってできないの？」

こ「分かんない。とりあえず俺は実沙さんと事務所の人となんとかしてみる。おまえらはとりあえず、作業の続きを再開してろ。」

そう言ってこうきは電話をかけながら部屋から出て行った。

翔「とりあえず、俺らは今できることがこの作業しかないから作業を再開しようぜ！」

翼「そうだね。手を止めてグダグダ言っててもしょうがないし。」

黒「レンの予定の方はこうきがなんとかしてくれるだろう。さ、手を進めよう。作業再開だ。」

立「みんなありがとうね。」

その後こうき以外のメンバーで作業を進めた。

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