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夢 ページ23

“…ねぇ、あなたはどこまで行きたい？”

“僕は…どうでしょうね。”

“私はね…”

精神世界に流れる穏やかな空気が2人を包む。
青い地面と青い空、2人はその世界のどれもが恨めしかった。

“私はただ、いつか2人で。こうやって、さ。なんでもない時間を過ごせたらいいなって。”

“一体、いつになることやら。”

“夢がないなぁ。”

“夢にはしたくはないでしょう？”

遠い記憶、2人が交わしたいつかの約束。

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作者名：もこ | 作成日時：2019年2月8日 19時

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