【銀魂】アイドルでも難攻不落！

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男女兼用のトイレを掃除していると桂さんがやって来た。


私はすぐに道具を片付ける。



A「あ、こんにちは桂さん。すみません、すぐに」



桂「良い、片付けるな。席をただ外しただけだ」



桂さんの話によると、また子が猛烈なファンぶりを発揮して高杉さんと話し込んでいるらしい。


仕事中なのにまた子は...(苦笑)


店長が外出中なことが幸いだよ。



A「すみません桂さん。すぐにまた子を回収します」



桂「いや、いいさ。高杉に惚れ込む女はこの目で何度でも見てきた。しかしあの女はなかなか面白い。高杉にとっても良い体験となるだろう」



A「......そう、ですか......あ、では新しいお席を用意します」



私は作業の手を一旦止めて新しい席に桂さんを誘導する。


メニューを伺っているとお店のテレビから”銀魂”というフレーズが聞こえてきた。



思わず私はテレビを見る。



桂「............グルメリポートの番組か。全く、神威が暴走したせいで撮影が長引いたのだ」



桂さんは愚痴をこぼす。


アイドルが生で、しかもプライベートでこんな話してくれるなんて絶対レアだよね？


愚痴だろうが何だろうが新鮮で嬉しかった。



A「桂さん、今日はお休みなんですか？」


桂「いいや、今は1時間の休憩中だ。ドラマの撮影でしばし時間が空いてな」


A「高杉さんもご一緒に出演されているんですか？」



桂「あぁ。全く、アイツの変装を見ただろう？ろくに街も歩けないでは無いか」


......いや、桂さん。


貴方もです。

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