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【神威】
俺はAをベッドに座らせた。
そして手を握る。
神威「A、本当にごめんね？」
A「私を置いて逝くなんて二度と許さないからな...！」
神威「うん。約束するよ」
Aの涙を拭った。
今日は涙腺こんなに緩んじゃって...
さて、言おうかな。
もし帰ったら言うって決めてたから。
神威「ねぇA」
俺はAに跪く。
神威「俺はAを守れるなら死んだって構わない。だから死ぬことは怖くなかった。でもね、Aに会えなくなるのが凄く怖くて...死にたくないって思った」
A「............矛盾してる」
神威「でしょ？(苦笑)」
つまり、Aのせいで俺は狂ってしまってるってこと。
こんな時に言うのは不謹慎だよね？ｗ
でもいいや。
俺はAを見詰めた。
そして────────────
神威「好きだよ、A。この世で一番。Aを手放したくない」
A「..................」
こんなにも愛おしいと思えた女なんて他に誰もいない。
Aだけが、俺の一生の支えだ。
しばらく無言のAが手を伸ばした。
そして俺の頬に触れる。
A「...............ねぇ神威」
神威「ん？」
涙を浮かべたまま、Aは笑った。
A「私も...神威のこと好き。ううん、愛してるよ」
その表情は今までで一番美しかった。
俺は目を見開く。
Aはゆっくり俺を抱きしめた。
A「もうっ......心配、させないでよ...馬鹿っ....」
震えた声が耳をくすぐる。
Aは少し俺から離れた。
その顔はほんのり赤くて...本当に愛おしい。
神威「......あ、れ」
何なんだろう...この涙。
次々に溢れてくる。
神威「...............A」
A「......なあに、神威」
神威「.........キスしても...いい？」
直後、視界がAでいっぱいになった。
俺は瞳を閉じる。
甘くて柔らかい唇は
熱を帯びていた。
唇を離すとAははにかむ。
そんなAに言った。
神威「告白して、100回目」
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瑠々亜(プロフ) - おみさん» コメントかなり遅れてしまって本当にすみません！ありがとうございます^^これからも頑張ります！ (2016年12月7日 2時) (
レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - これからも頑張って！ 俺、応援してるからね！ とてもよかったよ(^ν^) (2016年9月14日 21時) (レス) id: b6ae278567 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 神梨さん» コメントありがとうございます^^こっちの作品あまり更新出来ずにいてすみませんでした！次作も頑張ります^^ (2016年8月13日 12時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
神梨(プロフ) - 瑠々亜さん» 完結おめでとうございます！ これからも応援してます！ (2016年8月13日 10時) (レス) id: db7a110d73 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 凰朧月鬼華さん» コメントありがとうございます！最後までお付き合い下さりありがとうございました^^ (2016年8月13日 10時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠々亜
| 作成日時：2016年5月15日 1時
