神威「心が痛い...」貴女「いいから仕事して」

号泣 ページ47

【神威】



目的を達成した俺達は戦艦に戻った。


ふぅ...やっと帰れる。


てか俺帰れてる...


それがあまりにも嬉しい。



阿伏兎「ったく団長は。ほんと今日は無茶しやがって」



神威「いや回線あること完全に忘れてた。冷静に考えればAならあれくらい簡単なのにね」



無線でAを取り押さえたりしたのは演技だったらしい。


俺が皆に頼むことを見越していたA。


だからそれよりも前に、皆に指示を出していたらしい。


先手取られたよ。


でも今は一安心できない。



だって────────────



神威「A............ごめんね？^^」



A「許さない...！！ばかむい！！！」



Aはめっちゃ怒ってる。


そして号泣してる。


まあ無理もないよね...(苦笑)



本当に俺を心配して涙してくれたんだし。


阿伏兎の顔を見た。


手で追い払われる。


もちろんこれは行けってこと。



俺はAの手を掴んだ。



A「なんだよ離せぇえ！！」



神威「仲直りしよ！！俺の部屋で！それに傷の手当もして欲しいし」



A「傷ならほぼ治りかけてんじゃねぇかよぉお！！」




神威「心は癒えてないよ〜」





最終的にはお姫様抱っこで連行した。

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