真実 ページ44
【神威】
神威「よっと」
俺はそこら辺にあった椅子を持ち上げた。
それを男にめがけて投げる。
うん、やっぱ効かないね。
神威「あと10分もアンタの相手してなきゃならないのか〜。面倒くさいなぁ」
「俺は少し驚いているよ。第7師団団長のお前が、たった一人の女の為だけに弱者となるのは」
神威「Aは俺の命だから。命が無くなってしまえば戦うことは出来ないだろ?」
「くくっ...変わったものだ。ではこちらも────────行かせてもらう」
ここからは本気の戦いだ。
俺は男の拳を避けて、腹を思い切り殴った。
少しよろめいたところをつかさず蹴り飛ばす。
そして男は壁に突き当たった。
────────────ドンッ!!
「ぐっ.........!!!」
そろそろかな。
俺は時計を見た。
もう10分は経ったようだ。
これで殺してもAの乗る戦艦は大丈夫だ。
「さて、では真実を告げよう」
俺が鉄パイプを投げた瞬間、奴は言った。
瞬時に方向を変えたから男の頭上に突き刺さる。
神威「なに。命乞いなら聞かないよ」
「そんなことはしないさ。一つ俺は嘘を言っていたのさ」
俺は次の言葉に、耳を疑った。
「部下達に戦艦を襲わせたのは春雨の連中を邪魔する為では無い。────────爆弾を仕掛けるためだ」
そしてそのスイッチも、男の命だということ。
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瑠々亜(プロフ) - おみさん» コメントかなり遅れてしまって本当にすみません!ありがとうございます^^これからも頑張ります! (2016年12月7日 2時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - これからも頑張って! 俺、応援してるからね! とてもよかったよ(^ν^) (2016年9月14日 21時) (レス) id: b6ae278567 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 神梨さん» コメントありがとうございます^^こっちの作品あまり更新出来ずにいてすみませんでした!次作も頑張ります^^ (2016年8月13日 12時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
神梨(プロフ) - 瑠々亜さん» 完結おめでとうございます! これからも応援してます! (2016年8月13日 10時) (レス) id: db7a110d73 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 凰朧月鬼華さん» コメントありがとうございます!最後までお付き合い下さりありがとうございました^^ (2016年8月13日 10時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠々亜 | 作成日時:2016年5月15日 1時