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愛おしい体温 ページ41

【A】



A「神威っ......!!!」



神威「ただいま^^」



私は帰ってきた神威を出迎えた。


団員に怪我は無いようだが熱さでやられてしまっている者もいる。



A「神威、水はいる?」



神威「あ、うん。貰うー」



私は用意しておいたコップに水を注いで渡した。


神威の顔が赤く火照ってる...


私は冷やしたタオルで神威の顔を拭いた。




A「あとどれくらいで到達しそう?」



神威「んー、順調なら次で入れると思うよ。Aは大丈夫だった?」



A「うん、平気だよ。戦艦守るのは私の役目だもん」



神威「Aが”だもん”使った!!可愛い!!」



A「.........うるせぇ......///」




どうしてだろう...


いつもならぶっ飛ばすのに今日は許せちゃうし、何より顔熱くなる。



神威は冷えたタオルが気持ちいいようで、だいぶリラックスしていた。




神威「ありがとうA。さて、んじゃ行くね」



A「も、もう行くの...?」




神威は微笑む。



神威「先頭は俺って決まってるんだからさ^^それに大変なのはこれからだ」




神威は傘を握った。



今日の私、やっぱり可笑しい...


心臓がこんなにも痛い...





神威「A、浮かない顔してどうしたの?俺のかっこよさに惚れた?^^」



A「..................神威は、いつもかっこいいよ」




恥ずかしいけど訂正するつもりは無い。


私は真っ直ぐ彼を見て言った。



神威は少し驚いた顔をしている。



でも小さく笑った。





神威「ほんと、Aは酷い女だよね(苦笑)」




頭を撫でられる。



この体温が何よりも愛おしい。




でもその体温はゆっくりと離れた。





彼の瞳に映るは、戦場だった。

団長命令→←キレる



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瑠々亜(プロフ) - おみさん» コメントかなり遅れてしまって本当にすみません!ありがとうございます^^これからも頑張ります! (2016年12月7日 2時) (レス) id: 95173b8ff8 (このIDを非表示/違反報告)
おみ - これからも頑張って!  俺、応援してるからね! とてもよかったよ(^ν^) (2016年9月14日 21時) (レス) id: b6ae278567 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 神梨さん» コメントありがとうございます^^こっちの作品あまり更新出来ずにいてすみませんでした!次作も頑張ります^^ (2016年8月13日 12時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
神梨(プロフ) - 瑠々亜さん» 完結おめでとうございます! これからも応援してます! (2016年8月13日 10時) (レス) id: db7a110d73 (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 凰朧月鬼華さん» コメントありがとうございます!最後までお付き合い下さりありがとうございました^^ (2016年8月13日 10時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠々亜 | 作成日時:2016年5月15日 1時

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