検索窓
今日:18 hit、昨日:3 hit、合計:239,208 hit

禁断9 ページ9

Aside



打ち合わせが終わり、私は廊下を歩いていた。


ふぅ...流石に緊張したな...



いくら団長補佐とはいえまだ就いてから一ヶ月しか経っていない。


これからも身を引き締めていかないと。



阿「お、嬢ちゃん」



貴「阿伏兎さん、こんにちは^^」




廊下で阿伏兎さんと出くわした。


そのまま一緒に歩く。


阿伏兎さんは私の手元にある資料を見て言う。



阿「......はぁ、そういや嬢ちゃんが来てから俺の時間が余るようになったな」




貴「え?」




阿「一人でとは言わねぇ。俺にも仕事押しつけていいんだぜ?」




阿伏兎さんは本当に優しい方だ。


こうやっていつも気にかけてくれる。



貴「支障がありましたらお願いします。でも今のところは順調なので大丈夫ですよ^^」




それに、最近の神威さんは前よりも仕事をしてくれる。


だから差し支(つか)えは殆ど無い。



阿「そうか。ところでその資料は例の開拓計画のやつか?」



貴「はいそうです。第3師団が主催となって下さるので私達は現状把握って感じです。今日はその報告をしてもらいました」




阿「ほんと、嬢ちゃんは仕事が早くて助かる」




阿伏兎さんは頭を撫でてくれた。



阿伏兎さんには失礼かもしれないけど、まるでお父さんに撫でられている気分だ。


安心するし落ち着く。



阿「────と、そうそう。コイツをおまいさんに届けに来たんだが...」




阿伏兎さんが差し出したのは一通の手紙。


私はこの封筒に見覚えがあった。




貴「...............晋助様」




阿「あぁそうだ。部屋でゆっくり見るといい」




私は手紙を受け取る。







嬉しくてつい、笑ってしまった。

禁断10→←禁断8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (244 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
298人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 神威 , 春雨   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

瑠々亜(プロフ) - 不死鳥さん» ありがとうございます。そう言って下さると大変嬉しいです^^次作は初の沖田ルートなので頑張ります。 (2016年3月30日 22時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
不死鳥 - とても面白かったです!完結おめでとうございます!お疲れ様でした。次も頑張ってください! (2016年3月30日 10時) (レス) id: f18d0f800e (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!久しぶりに神威落ちで楽しかったです。これからも頑張ります! (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - ミドリムシさん» ほんとですか!そう言って頂けると本当に嬉しいです(;Д;)(;Д;)これからも頑張ります^^ (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結おめでとうございます!次回の作品も滅茶苦茶楽しみにしてます!これからも頑張って下さい! (2016年3月29日 21時) (レス) id: a6d505e59e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑠々亜 | 作成日時:2016年3月22日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。