禁断20 ページ20
神威side
俺はいつものようにAの部屋で寛いでいた。
Aは仕事をしているけど。
神「あーあ、なんか面白いこと無いかなー」
それを聞いたのかAはピタッと作業の手を止める。
目が合うとニコッと笑った。
貴「それなら仕事でもやりま────」
神「無理^^」
即答の俺にAはもう、と言ってまた作業を始める。
神「.....................ねぇ、A」
貴「何ですか?」
神「...............呼んだだけ」
貴「..................はぁ」
Aは再び作業の手を止めた。
そして椅子から立ち上がり俺の元まで来る。
神「どうしたの?^^」
貴「休憩です。神威さん、お茶飲みますか?」
神「うん。ついでにお菓子も」
Aは苦笑しながらお茶の用意をしてくれる。
今日のお菓子は何かなぁ。
この前食べたクッキーは凄く美味しかった。
貴「あ、そうそう。神威さん、この後少しお時間頂けますか?」
お茶を淹れながらAは言う。
神「何かするの?」
それと同時にAは俺の前にお茶を置いた。
そしてお菓子も置いてくれる。
お、今日はババロアだ。
貴「実は今日、阿伏兎さんと仕事の打ち合わせをするんです。その間にこちらの書類に目を通して欲しいんですが...」
阿伏兎と?
2人きり?
神「分かった^^」
貴「ほんとですか。ありがとうございま────────」
神「俺が阿伏兎と打ち合わせしてくる」
貴「えぇ?!」
Aは大きな瞳をさらに大きくした。
そして俺の顔を凝視する。
貴「............本当に大丈夫ですか?」
神「俺だってやる時はやるよ^^」
貴「.........まぁ...神威さんがそれでいいのなら...お願いします」
よし、これでOK。
Aは俺の補佐だ。
誰かと2人きりになるなんて許さないから。
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瑠々亜(プロフ) - 不死鳥さん» ありがとうございます。そう言って下さると大変嬉しいです^^次作は初の沖田ルートなので頑張ります。 (2016年3月30日 22時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
不死鳥 - とても面白かったです!完結おめでとうございます!お疲れ様でした。次も頑張ってください! (2016年3月30日 10時) (レス) id: f18d0f800e (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!久しぶりに神威落ちで楽しかったです。これからも頑張ります! (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - ミドリムシさん» ほんとですか!そう言って頂けると本当に嬉しいです(;Д;)(;Д;)これからも頑張ります^^ (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 完結おめでとうございます!次回の作品も滅茶苦茶楽しみにしてます!これからも頑張って下さい! (2016年3月29日 21時) (レス) id: a6d505e59e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠々亜 | 作成日時:2016年3月22日 16時