禁断19 ページ19
Aside
貴「皆さん、お気をつけて」
ま「Aー!いい?!絶対に気をつけるッスよ?!」
貴「は、はいっ!でも皆さん優しいし────」
ま「男に油断しちゃダメッス!」
また子さんは念押して私の心配をしてくれる。
それがとっても嬉しくて自然と笑みがほころぶ。
高「じゃあな、A」
神威さんと少し会話していた晋助様が私達の元へやって来た。
またしばらくお別れか。
私は頷く。
貴「晋助様、どうか...お気をつけて」
そう言うと晋助様は私を軽く抱きしめてくれた。
たった数秒のことだけどそれだけで十分。
晋助様は少しだけ小さな笑みを浮かべ、そのまま背を向けた。
その後を続くように、皆も背を向け戦艦に乗り込む。
最後にまた子さんが私に手を振ったところで入口は塞がれた。
私は戦艦からゆっくり離れる。
そして神威さんの隣に並んだ。
神「またしばらく会えないね」
神威さんは戦艦を見つめて言った。
私も戦艦を見つめたまま言う。
貴「晋助様がお手紙を送ると約束して下さいました。だから私は大丈夫です」
神「..................そっか」
戦艦が浮上した。
そしてそのまま宇宙へと飛び出して行く。
貴「神威さん」
神「ん?なに?」
宇宙へと消えてゆく戦艦に手を振りながら言った。
貴「これからも、よろしくお願いします(微笑)」
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瑠々亜(プロフ) - 不死鳥さん» ありがとうございます。そう言って下さると大変嬉しいです^^次作は初の沖田ルートなので頑張ります。 (2016年3月30日 22時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
不死鳥 - とても面白かったです!完結おめでとうございます!お疲れ様でした。次も頑張ってください! (2016年3月30日 10時) (レス) id: f18d0f800e (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!久しぶりに神威落ちで楽しかったです。これからも頑張ります! (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - ミドリムシさん» ほんとですか!そう言って頂けると本当に嬉しいです(;Д;)(;Д;)これからも頑張ります^^ (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 完結おめでとうございます!次回の作品も滅茶苦茶楽しみにしてます!これからも頑張って下さい! (2016年3月29日 21時) (レス) id: a6d505e59e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠々亜 | 作成日時:2016年3月22日 16時