禁断16 ページ16
Aside
────────コンコン
貴「失礼します」
私はゆっくり扉を開けた。
部屋に足を踏み入れた途端、声が聞こえる。
ま「A!!」
声のする方向にまた子さんがいた。
そして見慣れた顔がいっぱいいる。
また子さんはすぐさま駆け寄ってきた。
ま「久しぶりッスA!」
貴「お久しぶりですまた子さん^^」
ま「あぁ!元気そうで良かったッス!!」
また子さんはそう言うと力いっぱい抱き締めてきた。
私も彼女を抱き締め返す。
鬼兵隊にいる時はまた子さんとよく一緒にいた。
久しぶりの彼女の温もりに思わずうるっとなってしまう。
ま「晋助様に会えたッスか?」
貴「はい、先程。晋助様から皆さんがここにいると聞いて来ました^^」
ま「もーーAっ!会いたかったッス!」
再度また子さんは抱き締めてくる。
また子さんも元気そうで良かった。
私達のやりとりを見て他の人達も集まってきた。
ほんと、久しぶりの再開って感じだなぁ...。
「────────で、俺の飯を」
「おい、それは言わねぇでくれよ!」
皆の笑いが起こる。
他愛も無い話。
だけど懐かしくて私はうんうん、と最後まで聞く。
ま「A、何も無くて良かったッス^^」
そう言ってまた子さんは優しく頭を撫でてくれた。
...............少し、帰りたいなんて思ってしまった。
でももう.........この先私が帰ることは無いと思う。
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瑠々亜(プロフ) - 不死鳥さん» ありがとうございます。そう言って下さると大変嬉しいです^^次作は初の沖田ルートなので頑張ります。 (2016年3月30日 22時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
不死鳥 - とても面白かったです!完結おめでとうございます!お疲れ様でした。次も頑張ってください! (2016年3月30日 10時) (レス) id: f18d0f800e (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!久しぶりに神威落ちで楽しかったです。これからも頑張ります! (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
瑠々亜(プロフ) - ミドリムシさん» ほんとですか!そう言って頂けると本当に嬉しいです(;Д;)(;Д;)これからも頑張ります^^ (2016年3月30日 1時) (レス) id: 70d378d6ee (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 完結おめでとうございます!次回の作品も滅茶苦茶楽しみにしてます!これからも頑張って下さい! (2016年3月29日 21時) (レス) id: a6d505e59e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠々亜 | 作成日時:2016年3月22日 16時