【銀魂】逆ハーなんて、憧れちゃいない。

憧れちゃいない。64 ページ19

「！！＿＿＿＿ぎっ、銀さん！！とにかくこっち！！」



ハッと思い付いた内容をしようと、その人の腕を引っ張る



そして、ごみ袋が置いてある場所まで来て、ビシッとそちらに指差してこう言った



「ここで思い存分吐けェェ！！！」



「＿＿＿＿うっ！」



銀さんが「もう限界だ」と言わんばかりの顔をした瞬間、ごみ袋に背を向ける



直後、背後でオボロシャアアと嫌な音が聞こえてきたが、自分にかからずすんだのでほっと一息



･･･したのも束の間。



今度は私が気持ち悪くなる番だった



だが、銀さんのように外で吐くなどということはしたくない。



一刻も早く、万事屋について、横にでもなりたい





「･･･銀さん、さき、万事屋帰ってるね･･･」



「ちょっ、待ちやがれA、俺を置いてくな･･･！」



私が青白くなった顔で言えば、こちらもまた青白い顔で返される



「あの、ホント、辛いんで･･･」



「待て、もうすぐ終わるって！つかお前やっぱ酒飲んだろボシャアアア」



語尾がゲロと化してる銀さんを無視し、重い足取りで万事屋に向かう





･･･やっぱ、私、酒は一生飲まないわ。

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