【銀魂】逆ハーなんて、憧れちゃいない。

憧れちゃいない。60 ページ15

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「＿＿＿･･･ん」



急に、目が覚めた。



まだぼやける視界の中で、何者かが近くにいるのが分かる







＿＿＿ん？“何者か”？



って





「＿＿＿高杉さんっ！！」



ガバッと起き上がる



私の体にかけてあった、(多分)高杉さんの羽織がずり落ちた





「＿＿＿やっとお目覚めか。」



窓に寄りかかったままキセルを片手にそう言うその人





「あ、あの！私、いつから寝てましたか？！」



「さァな。よくは覚えてねェが、二時間くらい前じゃねェか？」



「に、二時間･･･」



そんな寝ていたのか･･･！！



そう思って再び口を開こうとすれば。



「＿＿！！！」



ズキン、と、頭が痛み出した



思わず頭を押さえる私の様子を見て、高杉さんが口元に笑みを浮かべながらこう言う





「･･そういやお前、酒に弱いらしいな」



「･･･え？」



「覚えてねェのか？てめェ、一旦寝た後、数分後くらいに起き上がって、赤ら顔で凄い量の酒飲んでたんだぜ」



「･･･へ？」



一瞬、耳を疑った。



凄い量の、酒、を･･･？








「＿＿＿嘘でしょ？！」

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