【銀魂】逆ハーなんて、望んじゃいない。

望んじゃいない。16 ページ17

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「＿＿ここがお前の部屋だ。好きに使え」



「いや、あの、すいませんが、帰って良いですか？」←



あのあと、さも当たり前のように皆の前で「コイツは今日から女中だー、手ェだすんじゃねェぞ」って紹介され、今自室らしきところに連れてこられた



なんかさ････、





「･･･理不尽じゃね」



「あァ？何か言ったか」



くわえ煙草でそう訪ねてくる土方さんに、別にと返す
(ちなみに沖田くんは自室に戻った)





「･･あの、土方さん」



「なんだ」



「女中って、基本何すれば良いんですか？」



「さァな」
「知らないんかい」



まァ適当に振る舞ってくれ、とその人





････投げやりだなぁ。








　









「＿＿A」



部屋の中央でボーッとつっ立ってると、不意に話しかけられる



なんですか、と返せば。








「＿＿＿てめェ、気を付けろよ」



と、何故かそんなことを言われる



「気を付けろって、････何をですか？」



「わかんねェのか。ここはお前以外の人間は男しかいねェ。つまり、いつ襲われてもおかしくねーってことだ」



「お？！襲わ、れ？！」



「･･･まァ、用心しとけ、ってこたァ」



そう言って、くるりと踵を返す土方さん



帰るのか、と安心したのも束の間＿＿＿


















「＿＿あと、俺もその男ン中の一人って事を覚えとけよ」





･･･は？





数秒後、内容を理解したときの顔は、言うまでもなく真っ赤に染まってしまった。

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