正義感 ページ2
『ん...んん。』
弟「お姉ちゃん！！大丈夫！？(小声)」
妹「お姉ちゃん...お姉ちゃん...うわぁぁん」
『ん。生きてるよ。泣かないで？』
あぁ。本当にこの子達はいい子だ。
こんな私を心配してくれる。
でも今日もまた暴行しに不良達が来るだろうね。
暇つぶしに年下の女子を殴るなんて最低だよね、
うちの親達も大概だけどね...
あぁ。そろそろ来る。
またお願いしなきゃね。
「お？まだ生きてんのかよこいつw」
「昨日もえぐい音聞こえてたのになぁ」
「生命力ゴキブリじゃんワロタw」
「殺さない程度で痛めつけてよ？」
「ったりめーじゃんwww」
「なんか言うことないのぉ？」
『.....妹達には手を出さないで』
「ふっ、またそれかよ」
「お前が死ぬまでは手を出さないけどな」
「せいぜい楽しませて...よっと」
『ｶﾞﾊｯｯ』
「いいねぇいいねぇw」
今日は不良さん7人か...
また明日も来るのかなぁ
気を失わないように頑張らなきゃ。
じゃなきゃあの子達を守れない。
踏ん張れA
腹筋に力を入れて...
ははっ。腹筋なんてボロボロだった。
残念。大人しくやられようか。
「はー楽しかったぁ」
「また来るから、体力付けとけよー？」
「じゃあなゴキブリ♡♡」
『ｸﾞﾌｯ.......げほっげほっ』
弟「お姉ちゃん.....もう嫌だよ...」
妹「お姉ちゃんが傷つくの見たくないの...」
『げほっ...大丈夫だって、こんなに丈夫だから！』
『だから安心して？ほら、眠いんでしょ？』
『見ててあげるから、安心して寝な？』
弟「うん.....おやすみお姉ちゃん...」
妹「無理しないでね...おやすみ...」
『あぁ。無理はしないよ...』
とっくに限界なんて通り越した。
無理なんて前からしてる。
作り笑いと嘘は得意だから。
妹と弟の頭を撫でる。
『さて。行くか。』
私は城下町に行く。
妹達は足に鎖が繋がってる
私は暴行を1番食らうから何もついてない。
ここは地下だけど外から不良達が出入りできるような穴があり、そこから私は外に出る。
鎖を2人に繋ぐ代わりに2人には暴行をしないと約束してもらった。...守る...よな？流石に。
『ふぅ...大丈夫かな』
私に暴行する人達は頭が悪くないのか服やズボンに隠れる部分だけを攻撃する。...そりゃそうか。
今は午後5時半くらいか。
いつも私はここに来て食べ物を盗んで帰る。
そんな生活を繰り返す。
じゃなきゃ餓死するもん、死んじゃう。
路地裏の前でふと、足元になにかが当たる感覚がした
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かなと - 違反作品をこれ以上増やさないで下さい (2019年8月9日 19時) (
レス) id: fcb4f8989f (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 注意されてもまた違反を繰り返すって何なんですか？ルールくらいちゃんと守りましょう (2019年8月9日 19時) (レス) id: fcb4f8989f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾋﾅﾀ | 作成日時：2019年8月9日 19時
