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F side









「…え?…え?どゆこと?」



「たいすけ!はらへった!!」



「しゃ、喋った!?なにこれ。ロボット!?」









目の前で、あわあわと慌ててる渉。


ひろみつめ……。腹減った!!じゃねぇよ…。









「…ごめん。渉。
後でちゃんと話すから、今はちょっと待ってて。」



「んぁあ……うん。分かった。」



「…さんきゅ。」









渉に微笑むと、渉は目の前のハンバーガーを食べ始めた。


そして俺は、その微笑みをすぐに真顔に戻し


俺のサンドウィッチを突っついてるひろみつを摘み上げる。









「ぅわっ!!」



「…おい。ひろみつ。出てこないって約束したよな?」



「んだぁーー!!はなせぇぇー!!!」



「人の話を聞け。」



「だって腹減ったんだもん…。」









摘み上げられ、バタバタと暴れていたひろみつが


急に大人しくなり、シュンとした声で呟く。


その態度と声が可愛くて


許してしまいそうになる俺に喝を入れ


手のひらにひろみつを座らせる。









「…約束守るって言ったよな?」



「…ゆ、ゆったけど!!」



「今は渉だったからよかったけど
世の中にはいろんな人がいるんだよ?
もし捕まえられて、好き勝手いじられたら
どうするつもりだったの?」



「わたるはやさしーからへーきだもん。」



「まぁ、確かに優しいけどさ。
でも、人は見かけによらないんだぞ?
渉だって、本当は悪い人間かもしれないし。」









俺のその言葉に、渉がゴホッ、と喉を詰まらせた。


慌てて、コーヒーを飲んで、すぐに俺を睨み


俺は表も裏も、優しいわ!!!


笑いながら、そう言ってきた。

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Mikita…(プロフ) - FKLoveさん» 強制的に完結にする感じになってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです…。そう言ってもらえるなら、またいつか、おまけや、新しいページで、続編を書こうかな、と思えます。温かいコメント、ありがとうございました(^^) (2017年4月7日 19時) (レス) id: f7032394fe (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 最初から最後まで読みました!続編が読みたいと、とても思いました! (2017年4月7日 19時) (レス) id: 433e8b83c7 (このIDを非表示/違反報告)
せり - Mikita…さん» いえ!ぜんぜんダメなんかじゃないですよ!むしろ気になるとこで止めていただき、更新をこころまちにできますよ(*´ω`*)さてさてみっくん!またちっちゃくなっちゃったんですかね?気になります!待ってますね! (2016年11月23日 10時) (レス) id: 62095400eb (このIDを非表示/違反報告)
Mikita…(プロフ) - せりさん» お久しぶりです♪ 掛け持ち増やした挙句、こちらの更新をおろそかにするという…ダメ作者ですね…笑。酔っ払い小悪魔。藤ヶ谷さんは、翻弄されず、過ごせるのでしょうか…。笑。お楽しみに!! (2016年11月21日 21時) (レス) id: f7032394fe (このIDを非表示/違反報告)
せり - Mikita…さん» 久しぶりにお邪魔させていただきました!もう、みっくん可愛すぎです!太輔さんの気持ちとーってもわかります!別れるの辛いって思ってるのは太ちゃんだけじゃないはず!とか思ってもーそーしてます(笑)更新待ってますね(^^ゞ (2016年11月20日 19時) (レス) id: 62095400eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mikita… | 作成日時:2016年8月30日 1時

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