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F side









「んふふ、じゃあ、今ひろみつが一番好きなのは
この俺ってことだね♪」



「…なッ！！……ちげーし/////」



「じゃあなんでお顔真っ赤なのかな〜？笑」



「…うぅ、うるせっ/////」



「ひろみつ……俺のこと好き？」



「…………/////」



「ねぇ、ひろみつ？」



「……………だょ………/////」



「……ん？……なーに？笑」



「……すきだよっ！！……/////」



「んふふふ〜〜/////…俺も好き〜〜！！…チュッ。」



「…んぅ/////」



「ねぇ、たいすけ、好きだよ……。
って言って？」



「……やだ。」



「…なーんでそんな真顔になんの！笑
…いいじゃん。……一回だけ！！」



「………たいすけ。」









ヴッ………上目遣い………やべぇ/////


はやく。好きって………言って。









「たいすけ………すk…((ピンポーン！！








「ぬぅあぁぁぁぁぁー！！！…ッ誰だよっ！！」









ひろみつからの愛の告白は、無情にも


チャイムによって遮られてしまった。


…くそっ、…誰だよぉ〜(泣)


…相手次第でブッ飛ばす。









.









──ガチャ…









「太輔〜〜。」







「……………クソ渉。」



「…は？…え？」



「………で？……なに？」



「…いや、ひろみつに……プレゼントが……。」



「…………上がって。」



「……お、お邪魔します…。」









…なぁーにがプレゼントだよ。


…俺にとっては、最悪だよ。


…渉のバカぁぁぁ(泣)









.









「ひろみつ〜〜、渉だから平気だよ〜〜。」









クッションの隙間に隠れていたひろみつに


出てきていいよ、と言い、渉に紅茶を出そうとキッチンへ。









お湯を注いでいると、カウンターキッチンの向こう側から


なにやら楽しそうな声が。









「わたるぅ〜〜！！1日ぶりだぁ〜〜！！」



「ふふ、元気だね。ひろみつは。笑」



「ね、ね！！この箱なに！？」



「あ、やっぱり気になっちゃった？笑」



「うん！！」



「じゃあ、開けちゃおっか！！笑」



「…いいのっ！？……開けるぅ！！」









…イチャついてんじゃねぇよバーカ！！


…紅茶に塩入れてやろうか。このやろう。


…物で釣るなんて、卑怯だぞ。親友よ。









…さっきまで、ひろみつが俺に見せてた笑顔を


あっという間に渉に取られてしまった。


…何でだよぉ〜。ひろみつぅ〜(泣)

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