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F side









「ん……。」





カーテンから差し込む、眩しい光に


俺は目を覚ます。


起きたすぐ後って、まだ眠くて


ベッドの上でウダウダするのが俺の日課。笑


今日も、いつものように、ゴロゴロとベッドの上を動き回る。









ムニュッ……








……あ！！！やべ！！！


夢と現実の間を彷徨っていた俺は


すっかり忘れていたが、俺の顔の横には


寝たときとは、真逆の体勢で寝ているひろみつがいた。


ふぅ……よかった。潰れてはいない。


寝相は悪すぎだけどなw









時計を見ると、7時を少し過ぎた頃だった。


いつも、このくらいの時間に仕事行くから


自然と目が覚めちゃうんだよな…。


せっかく起きたし、早めに準備して、ご飯でも作るか。


…ひろみつはまだ爆睡してるから


もう少し寝かせといてやろう。









それから俺は、洗面所で顔を洗い、歯磨きして


寝癖を軽く直した。…セットは出て行く時にすればいいか。


そして、緩めの服に着替え、朝食の準備に取りかかった。









.









「よし。できた。」






俺には、目玉焼きとサラダに味噌汁。


ひろみつには、小さく刻んだ野菜たちと、ハム。笑


それらをダイニングテーブルに並べ


ひろみつを起こすために、再び寝室へ。









カチャ…


と、静かにドアを開ければ


さっきとはまた違う向きで眠るひろみつ。


ったく。笑









「ひろみつ〜。」



「………zzZ。」



「ひーろみつ！！」



「……んにゃ………zzZ。」



「起きろ〜。ひろみつ〜。」







軽く揺すっても起きないから、仕方なく持ち上げて


ブラブラと揺らす。









「ひーろーみーつー！！」



「……んぅ？……んぁー……たぃ？」









oh…/////


か、かわいいッ/////









「んぅ〜〜……ふぁぁ〜〜……。」



「ふふ、おはよう。」



「……おはよぉ。………たいすけ……おろして。」



「あ、ごめんごめん。笑」









.









「うわぁぁぁぁぁ/////」









テーブルに並ぶ朝食を見れば、目をキラッキラに輝かせて


すっごぉ……。って、呟きながら固まるひろみつ。


こんな朝食で、こんなに喜んでくれるとは思ってなかったから


すごく嬉しい気持ちになる。









「食べよっか。」



「うん！！たいすけ、いただきますっ！！」



「はい、どーぞ。笑」









それから俺もいただきますをして、朝食を食べ始めた。

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