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F side








ある日。夢を見た。


なんか、ちっちゃな小人が、俺に向かって


必死に手を伸ばすんだ。


たすけてーって。おれはここだー!って。









目覚めた時、すごく不思議な感覚になった。


あの小人の顔も、全然知らない顔だったし。


…何だったんだろ。


…あ、昨日見た、ディ○ニー映画の影響かな?


寝る前見たものとか、考えたものって


夢に出てきやすいって言うし。









そんなことを考えながら


おれは洗面所へ向かい、顔を洗った。









仕事前に、朝食を食べ、コーヒー片手に


新聞を読んでいる時だった。









──……ぃ!!


──…ぉ…い!!


──…おーい!!









……ん?


…なんか聞こえる?


テレビ?…いや、つけてねぇし。








──たぃ…け!!


──たぃすけ!!







…たいすけ?……俺?


誰かに名前を呼ばれた気がして、新聞を置き


窓の方へ行くが、窓からは誰の姿も見えない。


…って、ここはマンションの5階なんだから当たり前か。


空耳だ。そう思い、またダイニングテーブルに戻る。








──ぐぇ。






ふと、足の親指らへんに、何かを踏んだ感覚。


ぐぇ。って聞こえたけど……。


なんだ、と思い、足を上げると


そこには、見たこともない赤い物体。


…え、何これ。……虫?……カエル?









気になった俺は、赤い物体をツン。とつつく。


すると、モソモソと動き出し、ゴロンと向きが反転した。









「うそ……だろ……。」








反転した赤い物体は、虫でもなく、カエルでもなく


小さな、人間だった。

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Mikita…(プロフ) - FKLoveさん» 強制的に完結にする感じになってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです…。そう言ってもらえるなら、またいつか、おまけや、新しいページで、続編を書こうかな、と思えます。温かいコメント、ありがとうございました(^^) (2017年4月7日 19時) (レス) id: f7032394fe (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 最初から最後まで読みました!続編が読みたいと、とても思いました! (2017年4月7日 19時) (レス) id: 433e8b83c7 (このIDを非表示/違反報告)
せり - Mikita…さん» いえ!ぜんぜんダメなんかじゃないですよ!むしろ気になるとこで止めていただき、更新をこころまちにできますよ(*´ω`*)さてさてみっくん!またちっちゃくなっちゃったんですかね?気になります!待ってますね! (2016年11月23日 10時) (レス) id: 62095400eb (このIDを非表示/違反報告)
Mikita…(プロフ) - せりさん» お久しぶりです♪ 掛け持ち増やした挙句、こちらの更新をおろそかにするという…ダメ作者ですね…笑。酔っ払い小悪魔。藤ヶ谷さんは、翻弄されず、過ごせるのでしょうか…。笑。お楽しみに!! (2016年11月21日 21時) (レス) id: f7032394fe (このIDを非表示/違反報告)
せり - Mikita…さん» 久しぶりにお邪魔させていただきました!もう、みっくん可愛すぎです!太輔さんの気持ちとーってもわかります!別れるの辛いって思ってるのは太ちゃんだけじゃないはず!とか思ってもーそーしてます(笑)更新待ってますね(^^ゞ (2016年11月20日 19時) (レス) id: 62095400eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mikita… | 作成日時:2016年8月30日 1時

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