死神系女子高校生2 (ページ6)

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6.[ファーストキス] ページ6

高「それなら、明智警視はどうなんですか？」
『あの人はなんか違う。眩しい』
高「確かに眩しいですね…」
『けど、高遠さんは眩しくない、目が眩しいけど』
高「目？」
『うん、その、目。』
高「(じーーーー)」
『やめろ(真顔)』

『…って、なに犯罪者と平然と話してるんだ…』
高「君となら上手くやっていけそうな気がしますよ」
『え、もう付き合ってるの、これ、え、展開はやすぎ、ついていけないんだけど…』
高「どちらにしろ、答えはYES。でしょう？」
『はあ、保留のYES、だからね？(ニコッ)』
高「…ッ！/////」
『…へ？』
高「そ、そうですか！では、これで失礼しますっ！」
『ちょ、ちょっと！まって！』

窓から逃げようとする高遠さんを追いかける。
すると、高遠さんは後ろを振り返り。

高「…本当にずるい人だ」
『え、どういうこ』

そこで私の口は塞がれた。

後ろの満月が、彼の目にどこか似ていて。

高「Good Luck！」

すると３階から飛び降りる。彼の姿はどこにもなかった。

『…は？』

自分の唇に手を当てる。
ポツリと呟く。

『ファーストキス奪われた…』