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「おい。クソ太宰。その人形寄越せ。その方が良いよなァ?石燕?」



「駄〜目。万一に備えて私が預からせて貰うよ。そっちの方が良いよね?石燕ちゃん?」







…巻き込まないで頂きたい。そう思うが、何度言っても無駄なのだろう。






「私も治君の意見に賛成ですね。そちらの方が両者に利点(メリット)が多いと思いますし。」






私がそう言えば、ほらね。と、中原さんを煽る治君。中原さんは、それに腹が立ったのか悪口を言えば、それに続いて治君が悪口を言う。







「この貧弱野郎!」


「ちびっこマフィア」


「社会不適合者!」


「その程度の悪口じゃそよ風にしか感じないねぇ。」


「普段、国木田さんに罵られているからですか?」


「石燕ちゃん?」







私がそう言うと、焦ったような表情で名前を呼ばれる。なんか、可哀想に思えたので取り敢えず、謝っておいた。






「手前が泣かした女全員に、今の住所伝えるぞ。」


「ふん。そんな事………。」







中原さんがドスの効いた声で言えば、余裕そうに言い返そうとする治君。

だが、私の顔を見て少し、否、大分困ったような顔に変わった。


何故なんでしょうか…







「……それはやめてくんないかな?」


「治君がそう言うなんて珍しいですね。」



明日は槍が降るんですかね?、と中原さんに言えば、流石に太宰が可哀想に思えてくるぜ。と言われました。

解さぬ。

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(プロフ) - あ、本当ですね!ご指摘ありがとうございます! (2021年5月23日 13時) (レス) id: 8b752a0121 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 41ページ 探偵社)に電話して! の ) は不要ではないでしょうか? (2021年5月23日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年3月17日 18時

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