恋のテレホンナンバー ページ26
まぁ確かにティーザーを知らないあたりから、そんな予感はしてたんだが…
「…ポケベルはないわぁ」
「え？何それ」
「時代の流れによって消滅されて言った情報媒体。俺らのお父さんとお母さんが使ってるから良かったら聞いてみてね」
「ど、どうしたのユンギ…」
大丈夫？筋肉揉む？とホソクが腕を差し出してくる。
止めろ気持ち悪い
「電話番号交換しようとしたら、あいつ携帯持ってないって」
「え！？イマドキそんな子いるの！？って誰よ！！アタイのユンギと連絡交換できるなんて…！！」
「そのキャラうぜぇ。Aだよ。俺がいない時に事務所に来たら入れ違いになるだろ」
「あらまぁ」
やっぱり名前を呼ぶのがまだ慣れない…
「じゃあどうすんの？」
「一応電話番号は渡されたけど…」
「まさかそれって」
そのまさかだよ。
『これ、いっちーの電話番号です！いつでもかけてください』
「かけにくいわ！！！」
「自宅の電話番号渡されるよりもキツいね…」
「自宅ならまだお母さんが出る可能性があるからいい…だが、確実に“いっちー”しか出ない電話番号だろこれ！！」
「いっちーってベースのめっちゃイケ男だよね？」
「ああ…俺より5cm身長が高い…」
「(そこ気にするんだ…)」
だがこの連絡手段しかあいつと繋がる方法は無い…
ここは意を決して…！！
番号をスマホで打ち込んで、コールボタンを押す。
電話でこんなドキドキすんの初めてだわ
数回コール音が鳴って、はい、と低い声が聞こえた。
やっぱりな…
「あー…夜分にすみません。えっと、私、Aさんの作詞を教えたりしてる…」
『…え？あれ、も、もしかして、SUGA先輩っすか！？』
「………おう。」
あれ、よく考えたら俺こいつらの先輩だわ。
なんだよ“わたくし”って！！！アホか！！！
隣で肩を震わしてるホソクをぶん殴る。
『ど、どうして俺の電話番号を…！！も、もしかして俺と…』
「Aに教えてもらった」
『…ﾃﾞｽﾖﾈｰ』
「Aに代わってくれるか」
『もちろんっす！！』
電話の向こうで、Aー！！なんでSUGA先輩に俺の電話番号渡したって言わねぇんだよ！！と叫んでるのが聞こえた。
あいつ、言ってなかったんか…
数秒たって、慌ただしい足音と共に
『しゅ、シュガさん！？』
あ、この声…
走ってきたのか少し息切れしてる。
口元が思わず緩んだが、全力でニヤけてるホソクはぶっ飛ばした。
「酷い！！」
続く
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どーん(プロフ) - ももじゅんさん» ご指摘ありがとうございます！ (2018年3月10日 13時) (
レス) id: 8428f10979 (このIDを非表示/違反報告)
ももじゅん(プロフ) - 過保護のページで「避難したい」は「批難したい」ではないでしょうか。修正お願いします！ (2018年3月10日 12時) (レス) id: eef8b7311d (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - なるほど、わかりました！！ (2018年3月5日 0時) (レス) id: dd4f4b9a77 (このIDを非表示/違反報告)
どーん(プロフ) - ほのさん» ありがとうございます！私もそれ思っていたのですが、変える機会をいつにしようか迷ってるうちにズルズルと…となってしまってるのでこんなことになりました(´；ω；｀)ご指摘ありがとうございます！ (2018年3月4日 11時) (レス) id: 8428f10979 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - いつも読ませていただいてます！！ドキドキしっぱなです笑笑これからも頑張ってください！少し気になったのですが、ナムさんがラプモンになっていますが、RMに変わったので、、、と思いました！これからも楽しみにしてます！！ (2018年3月4日 1時) (レス) id: dd4f4b9a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どーん | 作成日時：2018年1月14日 11時
