#11 ページ15
A視点
あの事があってからゾムは前よりもっと私に執着するようになった。
『ねぇ、書類やらないといけないんだけど』
zm｢ぇー、｣
『駄々こねないの。』
私は後ろから抱きついていたゾムを無理やり引き剥がした。
zm｢じゃあそれ終わったら構ってくれる？｣
『無理。』
zm｢じゃあ終わったら夜一緒に出かけよ！｣
『何しに行くのよ』
zm｢デート｣
『は、はぁ！？で、デート？？！恋人じゃないんだから』
この人は急に何を言っているんだ。デート？意味が分からない
zm｢俺は恋人になってもええんやで！出かけんのやったら抱きつくけど｣
そう言ってゾムはまた私に抱きついた。
『わ、分かったわよ出かけるから離れて。トントンに怒られるんだから』
zm｢ｸﾊﾊﾊwそれは災難やな｣
笑い事じゃないのよこっちは。
さっさと書類を終わらせないと
━━━━━━━━━━━━━━━
夜
A視点
夜に出かけるという約束をしてしまった。
zm｢Aワンピースとか着るんや意外｣
『普通に着るから。』
zm｢めちゃくちゃ似合ってんで！｣
『そりゃどーも』
『ていうか夜に出かけて怒られないの？』
zm｢んーまぁいけるやろ！｣
『はぁ…』
全責任ゾムにかけるからね……ほんとに…
『どこ行くの？』
zm｢ん？秘密の場所に行くんやで！｣
『秘密の場所……？？』
zm｢せや！秘密の場所。俺が小さい頃見つけた場所なんや！ほら！せっかくのデートなんやからさっさと行くで！｣
そう言ってゾムは私の手を掴んで走り出した。
『あっ、ちょ、ゾム！』
私は手を繋いでいるという事実にドキドキしていた。異性とデートをした事がないからかもしれない
『はぁ、はぁ、はぁ、ここが秘密の場所…？』
zm｢そうやで！ここが俺の秘密の場所｣
そこは丘で綺麗な花が咲いていて夜空がとても綺麗に見える秘密の場所という名前が似合う場所だった。
zm｢ここ夜空がよく見えるんや。｣
『とっても綺麗…』
zm｢落ち込んだ時とかはここに来ると何故か心が晴れるんや｣
『その気持ち分かる気がする…心が穏やかになる気がする』
zm｢ここめちゃくちゃええ場所やろ！？｣
『えぇ、ほんとね』
zm｢またこようぜ！｣
『まぁ、時間があればね』
ここにいる時の時間はとても楽しかった。自然に囲まれて夜空を見る、たまにはそんな日もいいなと思えた。
zm｢さ、そろそろ帰るかー｣
『そうね。名残惜しいけど朝食に遅れては困るからね』
zm｢せやな！｣
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おと(プロフ) - 恋雪さん» 安心出来んねん…… (2021年8月9日 22時) (
レス) id: 67c3a11ffb (このIDを非表示/違反報告)
恋雪(プロフ) - 大丈夫や安心しろ！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 234118f6d9 (このIDを非表示/違反報告)
おと(プロフ) - 恋雪さん» あーーー！！！無理ーーー恥ずか死するーーぁぁぁぁぁ、 (2021年8月9日 22時) (レス) id: 67c3a11ffb (このIDを非表示/違反報告)
恋雪(プロフ) - やほっリア友だよ！おもろかったで！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 234118f6d9 (このIDを非表示/違反報告)
おと(プロフ) - Reaperさん» ありがとうございます！！！書いてて面白いのかなこの小説…？と不安になりながら書いてたのでめちゃくちゃ嬉しいです…！！ (2021年7月28日 23時) (レス) id: 67c3a11ffb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃら | 作成日時：2021年7月24日 19時
