26話 最後まで気を抜くな ページ27
「夜は涼しいな〜」
夕ご飯を済ませて総悟と見廻り。総悟はやる気無さそうだけどね。
お風呂は入れなかったし、早く済ませたい。
総悟「だりぃな」
「夜の見廻りなんてすぐ終わるでしょ…」
だるいのは分かるけど……
「今回の事件の犯人出て来てくれればな〜。私と総悟だったら余裕で捕まえられるし。」
総悟「まぁ、それもあるだろうけどお前の場合、
隊士を襲った仕返ししたいんだろぃ?捕まえるだけじゃなくて」
「……そりゃーね」
あたりまえだ。自分の隊士が襲われたらほっとく訳が無いし。………桂とかの事もあるけど。
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「ここが隊士が襲われた場所だよね。」
総悟「そうでさぁ。……特に怪しい場所でもねぇし油断したのかもねぃ…」
総悟の言う通り怪しい場所では無いし、今まででも事件の少ない場所だ。
「……特に気配とかそういうの感じないからここにはいないかな」
総悟「こっちの奥の方見てから帰りやすか?」
「そうだね」
総悟が言った場所は少し薄暗い場所。この奥なら
犯人や攘夷志士共がいるかもしれない。
「じゃあ行ってみるか」
総悟「あぁ」
私達は道を進んでった。薄暗いが特に変な場所や気配もなく、すぐにその場所を見廻ることが出来た。
「だいぶ奥まで来たけど特に何もないね」
総悟「あぁ…。犯人、もうほかの場所に移動したんじゃねぇか?」
その可能性が1番高いだろう。ここまで来ていなかったら、見逃した可能性の方が少ないと思う。
「ここの場所はもうやめて明日の見廻りで他の場所にも行ってもらうか……隊士達には悪いけど」
総悟「そうだねぃ。今日はもう遅いし、お前風呂まだだろぃ。もう帰りやすかぃ」
今日は諦めるか、しょうがないけど。
お風呂入りたいし。
「じゃあ帰ろっ『A、危ねぇ!!!!』
ジャキーン____
「「え?」」
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狼 - あ…あの…すみません…桂のあだ名 「ズラ」じゃなくて「ヅラ」ですよ… (かつらの「か」を抜いて「つ」に濁点をつけただけですから) (2019年9月2日 19時) (レス) id: a55c73a212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ポン酢。 | 作成日時:2019年3月9日 15時