花一匁4【沖田総悟】

女子高校生とデート39 ページ6

｢今日はクリスマスプレゼントにお前を貰えたんでィ。…それでもう十分でィ。｣


｢……あ、あ…いや……………その…/////｣


｢あら？また照れてる。 ｣


顔を見られたくなくて、沖田君の胸にぐっと顔を埋めた。


｢ｸｸｸ。……それに。てめェのファーストキスも頂いたしな。｣


｢………い、うな…っ…/////｣


｢やっとお互い気持ちが通じたんでィ。これからは心置き無く何でもやれるってんだ。｣


“晴れて俺達恋人だろィ？“ 沖田君が腕の力を強めながらそう言った。


｢……そうだね…………。/////｣


｢鞭、蝋燭、木馬、緊縛…放置も目隠しも焦らしも手錠プレイも言葉責めも……。全部試さねェと。｣


｢はっ！？ちょっと！！！な、何の話！？ ｣


聞き捨てならないワードが 盛りだくさん過ぎて処理しきれない。


｢いや、だからセ…｢うわぁぁぁぁあああああ！！｣


ギリギリの所で止めた。…はぁ、偉いぞ私。


｢耳元で喚くんじゃねェ。｣


｢だって！！そんなことペラペラ平気で言うからでしょ！？読者様に失礼でしょ、この小説汚したら！！｣


“一応ドロドロ系じゃなくて、清純派で来てるんだから！”と言うと、“清純派っつーか、雌豚派っつーか、絶壁派っつーか…。”と返ってきた。


よし、後で切り刻んでさしあげよう。うちの台所へ来い。さっそく私の両親に紹介してやろう。(料理として)


｢誰がオムライスの玉ねぎでィ。｣


いや、そこまでは詳しく言ってないんだけど。オムライスあんた昼間たべてたよね！？


｢大丈夫、ちゃんとケチャップでＳって書いてあげるから。ドSのＳちゃんと書いとくから。そんじゃ服脱いでまな板に寝ろ。すぐに楽にしてやる。｣


｢嫌でィ、まな板眺めながらまな板の上で死ぬなんざ。もー、Aのえっちー。｣


きゃーと言いながら体を覆う沖田君を見ていると、頭の血管が切れてしまいそうだ。


｢……いい加減貧乳イジりやめろやこのサディスト……！！｣

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