沖田さん、それ以上近づかないで下さい【沖田総悟】

沖田さんはドSです2 ページ23

｢ほら、神楽ちゃん…。言わんこっちゃない。｣









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｢…それに、沖田さんまで。｣









救急箱を持って、私が座った先には、傷だらけの神楽ちゃん。…に、沖田さん。




｢…もうちょっと調子良かったら、コイツなんて1発でシメられたアル。｣




｢……それはこっちのセリフでィ。………だいたい、急に喧嘩ふっかけて来たのはそっちだろィ。｣




｢それはお前がAに変な事言って汚したからネ！！｣






｢…あーあ、せっかくの可愛い神楽ちゃんの顔が傷だらけじゃない…。もう、神楽ちゃんも………沖田さんも、喧嘩なんて危ないよ。｣




｢Aさん、俺の顔は？｣







｢……しっ、し、知りません…………。｣




神楽ちゃんと沖田さんの傷に、消毒液を優しく塗る。






｢痛いアル！！！！｣





｢ほら、じっとして。我慢我慢。｣





｢だって、染みるネ！無理アルヨ！｣





｢じゃあ、後で酢昆布あげる。｣





｢本当アルカ！？！？｣





｢Aさん、俺のは？｣







｢……………………ア、ア、………アイスどうぞ………。｣




しゃ、とガッツポーズする2人。…なんだ、元気そうじゃないか、この子達。




(…心配して損した。)

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