2話 心の不安 ページ3
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五票めざしてるんで、協力してくれると大泣きして喜びます(´πωπ`*)
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一週間後。
時が進むのがはやいなぁ。そんなことを呑気に考えながら車に乗り込んだ。
荷造りしたダンボールを車に詰めて、地元へと車を走らせるお母さん。
「なーくん達がどんなになってるか楽しみね、」
「ふふ、そうだね」
夫婦仲良さそうに話を弾ませるお母さんとお父さん。
いつまでも仲良くてなによりだよ。そんな夫婦珍しいんじゃないかな!?
そんな事はどうでもいいんだよ。
地元に帰りたくない……。
なーくん達の成長??知らんわ、気にならんわ、楽しくないわ!!
何でわざわざ私のことを嫌ってた幼馴染の家の隣なの……。
____ん?
『ちょっとまって、私となーくんたちが仲良いって言った?』
「何を言ってるのAったら」
「小さい頃からよくななもりくん達と一緒に遊んでいたじゃないか」
いや遊んでたけども。
成長するに連れて悪口言われるようになったぞ??私のメンタル抉られたぞ??
『でも、仲良いのは……、、』
「あら?仲良くないの?」
そりゃそうですよ、こんな関係仲良くないです!!!
『そう、仲良くない!!
だから別のとこ行こ!!』
「Aはそんな嘘も着けるようになったんだね、」
感心しないでくれお父さん。
私は嘘なんかついてないよ。ホントのことだ、事実なんだよ。
やがて、車は停車しダンボールを持って車を降りた。
隣の家からカラフル頭が見えたんだ。
うっわ、立ってやがる……。
「あらぁ、待っててくれてるなんてなんていい子なんでしょう」
「ななもりくんたちは相変わらずいい成長してるね」
いい成長??アイツらが??
ありえんだろ……。
ふとなーくんたちを見てみれば、なーくんと目が合った。
そしてニコッて笑ってきたんだ。
なんだその笑み、
「久しぶり、よく俺たちから逃げたね、これからはまた俺たちの玩具だよ」
って笑みか??喧嘩売られてんのか??
いいぞ、買うぞ、すぐ負けるけど。
私はひとつ、ため息をついた。
____これから、不安しかないんだけど。
……マジで助けて。
引っ越したあの家に戻りたい。
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美月(元夜桜)@琥珀糖(プロフ) - (元紅葉です)最高(´^ Δ ^`) (2022年11月27日 23時) (レス) @page22 id: b2669ec10b (このIDを非表示/違反報告)
あはははh((殴 - 番外編ミタイ (2022年10月14日 18時) (レス) @page33 id: aad0fca5dd (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり?ナニソレオイシイノ? - 番外編,,,,,誰が見ないなんて言うんですか!!見ないって言った人は馬鹿です!! (2022年1月23日 20時) (レス) @page33 id: 31683a3327 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 番外編、、みたいです!("⌒∇⌒") (2022年1月6日 10時) (レス) @page33 id: 6ac94b126d (このIDを非表示/違反報告)
優遊スミレ(プロフ) - ちいさん» 「え、もりさんが2人!?どう言う事!?」 (2021年11月8日 6時) (レス) @page31 id: 624ee5c383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨粒。 x他3人 | 作成日時:2021年9月23日 19時