【 stpr 】久しぶりに会えば何故かすとぷりにスカウトされたんだが。

１６話 怖いんですけど。 ページ17

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頭が追いつかないまま、自分の家に帰り、そのままご飯も食べずに部屋に閉じこもった。






待って、一旦整理しよう。




なーくん達は私の事嫌ってなくて？？
というかむしろ好きで？？





さっきの、……告白、だったよね。

相手決めろって事だよね。





そういう対象的に見て欲しいってことだよね。








＿＿＿＿急にそんなこと言われてもなぁ。





ずっと苦手意識持っていた幼馴染だもん。
誰かを好きになれだなんて、……そんなの、ほぼ無理じゃん。






でも、確かにあの時。
本当のこと聞けて、好きって言ってもらえて嬉しかったのは事実だ。





私、……あの中のひとりとそういう関係になりたかったのかな。







『もう、……何もかもわかんない、』






引っ越してから、何もかも変わりすぎだよ。
どうなってるの、本当に……。







私はそのままベットに飛び込み、眠りについた。









＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




「＿＿＿、」


「＿＿＿＿て」




「「A！！」」


『ふぁい！！！』







飛び起きれば、隣で笑っている人がいた。

１、２、３、４、５、６人……。アイツらだ。







「おはようございますA」


『なんで入ってんの』





「寝顔可愛かったな」

「Aは可愛い寝顔で寝るんやな！」




＿＿＿＿えっと、あの。


私の話、通じてますか？？









『ていうか、起きたら真横に幼馴染６人の顔があったら怖いんですけど』





「驚いたAも可愛かったよね〜！！」









ちょっと莉犬君、表出ろや。
人の話聞けやコラ。








『……はぁ。着替えるから出ていって』


「え？なんで？？」





「僕が手伝うよ」

「じゃあ僕も手伝います」



「ああ、俺も」

「俺も手伝う〜」



「俺も手伝っちゃおうかな♪」

「もちろん俺も手伝うで」






「「A〜、どの服着る？？」」






そう言って私のクローゼットを漁る彼ら。
ちょっと私の心でなにか切れた気がした。






『お前らいい加減殴るぞ
ウザイからやめろや』




ていうか女の子の部屋に勝手に入ってくんな。




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１７話 整理するのも大事だ。→←１５話 頭が追いつかない※追記ずみ。

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