火拳 ページ8
ツナside
ゴトリ
刹那、ケフェウスの変貌した大剣の刃先がまるで鋏の様に閉じ
ツナ「っ!」ジュゥゥゥ
俺の左腕がケフェウスにより切断され
切断面を憤怒の炎で焼き止血する
あの大剣…まるで生き物だ、獣と言ってもいい
ツナ(またナイフを折られた…残り三本…)
生け捕りは現実味がない…もう…息の根を止めるしかないな…
ユリウス「ボンゴレ!!何故庇った!!」
ツナ「…友達を助けるのに理由何ていらないよ」
ユリウス「っ…!私が未熟なばかりに君の腕を…」
ケフ「読み通りバルバドスとマルコシアスを同時に使用した甲斐がありましたね…これで貴方の戦力は半減以下…」ニタァ
ツナ「……死に行く哀れな俺の質問に答えて貰ってもいい?」
ユリウス「ボンゴレ!」
ケフ「はぁ?何で態々死にかけの平民以下のお前に態々答えなきゃ行けないの?まぁいいよ今の私は晴れ晴れした気分だから何でも答えてあげる」
ツナ「俺の予測だけどバルバドスは武器の威力を上げた効果、マルコシアスは武器の性能を上げると睨んでるだけど、どうしてもセーレの能力が分からないんだ…」
ケフ「なるほど…平民の割にはない知恵を絞った用だね、けど半分正解で半分不正解だ、バルバドスは防御不可の貫通効果の付加、マルコシアスは防御不可の斬擊効果の付加効果を与える、セーレは武器の性能を極限迄に向上させる能力だ、どうだい?私には72の術がある、君達下等種では到底手の届かない「傲慢」の権能だ、1日の使用回数と詠唱出来る数は限られるが今やその壁など無いに等しい」
ツナ「ふーん、ペラペラと口を割ってくれてありがとう、時間は十二分に稼がせて貰った」ボウッ
ケフ「下民の分際が!!せっかく高貴で美しい私が君みたいな卑しいガキの……ーーー!!」
ツナ「…俺の全身の身体が死を覚悟した、」ゴオオオオオオオオオ
ユリウス「!!ーーー何と言う」
ツナ「俺がこっちに来てから一心にただ愚直に我武者羅に身に付けた」ゴオオオオオオオオオ
生命が源である死ぬ気の炎とこの世界の魔法を合わせ融合したーーー
ツナ「火拳!!!!」
ゴゴ
オオ
オオ
ケフ「ーーー」
オオ
オオ
オオ
オオ
オオ
オオ
オオ
ドオオオオオオオン
俺の右腕から放たれた火拳は突き出した拳から先が大炎上した
ユリウス「これは」汗
ツナ「お前の敗因は他人を見下していたから…」ドックンッ
ツナ「っ…」ピクッ…
何だ…今の違和感
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作者名:修羅 | 作成日時:2020年10月17日 6時