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チート能力 ページ5

ツナside



ツナ「液状の鉄…」



岩をも抉り消え去る固さ…

奴はあれをグラシャラボラスと呼んだ

さっきのグシオンは土を操るのか…

グラシャラボラスとグシオン…何処かで耳にした気が…



ユリウス「ボンゴレ!!」





ツナ「ユリウス!!来るな!!」



ユリウス「!!何!行商人から聞いた奴は魔女教大罪司教を名乗ったと!」




ツナ「ケフェウス・プロメテウスの能力が判明していない以上…危険だ!」



ユリウス「そうは行かない!私は騎士だ!」ダッ




ケフ「騎士!!騎士!!騎士ぃぃぃ!!目障りだ!!【傲慢】なる権能!!ケルベロス!!」



ユリウス「!!」



ユリウスの眼前には土から出来た三ツ首の魔獣が複数現れた




ケフ「目障りな騎士を血祭りに上げる前に卑劣極まりないくそガキから殺して差し上げよう!光栄に思え!行け、グラシャラボラス!」クイッ


ブブブブブンッ


ツナ「大地の重力!!」ブンッ



ドドドドド


俺は鉄の塊を大地の炎の重力で地面に抑えつける




ケフ「小賢しい!!平民以下の下民がぁぁぁ!!バルバドス!!」ブッ
バッ バキンッ
ツナ「!!」ドスッ ブシュッ



ユリウス「ボンゴレ!!くっ!」汗





俺は咄嗟に握っていた6本ナイフの内一本で死ぬ気の炎を込めて防御した…雷の炎だ

大空の七属性随一の硬度を誇る…

なのにナイフは折れ、左腕は湾曲のナイフが深く突き刺さっていた



ツナ(さっきのグシオン、グラシャラボラス、ケルベロスは物理的に目視出来た…バルバドスと言っていた…バフ系か!!)

ケフ「ふひぃっ!」

ツナ「気持ち悪い顔芸だなっ!」ブンッ

ドシュッ ブシャッ ビチビチ


ケフ「あががががががっっっっ!!このくそガキがぁぁぁ!!高貴で美しい私の眼を!!眼をぉぉぉぉ!!フェニクス!!フルカス!!」ズズズズッ



ツナ「なっ!潰した眼球が再生した上に傷が完全に治っている!」



ケフ「ハッ…ハッ…!!」



コイツの突破口…どうやったら殺せるんだ…

こいつの攻略法…まずは情報を整理しよう…

グラシャラボラスが変幻自在の鉄

グシオンが土を操る

ケルベロスが偽魔獣

バルバドスがバフ系

フェニクスとフルカスが再生と治癒能力




ツナ(こいつ…傲慢じゃなくて強欲なんじゃ…)



まぁいかにも傲慢な奴が自分の手札は一杯だと自慢している奴みたいだ…

てかどれもこれもチート能力だ…



ケフ「っ…!」ハッ…ハァッ…


ツナ「…?」



息が…荒い?

ソロモン72柱→←傲慢の権能



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作者名:修羅 | 作成日時:2020年10月17日 6時

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