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お礼参り ページ33

炭治郎side


今日、俺達は蝶屋敷を経つ…



アオイ「そうですか!もう行かれる!あなた方と共有出来た時間を誇りに思います」

炭治郎「本当に色々とありがとう」


アオイ「…いえ、私の勤めですから当然の事をしたまでです」

炭治郎「そんな事ないよ、俺達凄くアオイさん達に助けられた」


アオイ「……私は最終選別を運良く突破出来ましたがその後は怖くなって戦いに行く事が出来なくなった腰抜けなので」

炭治郎「そんな事ないよ、俺の手助けをしてくれたアオイさんはもう俺の身体の一部だから俺が戦いの場に持って行くよ」


アオイ「!!」ハッ

炭治郎「また怪我したらたのむねー!!」タッ



………

……





カナヲは何処だろ…庭の方かな?




炭治郎「いたいたカナヲ〜」ブンブン

カナヲ「…」



俺は手を振りながらカナヲに近づいた



炭治郎「俺達出発するんだ、色々ありがとう」

カナヲ「…」ニコニコ

炭治郎「君は凄いね同期なのにもう継子なんで、俺達も俺達も頑張るから…」

カナヲ「…」ニコニコ

炭治郎「えーっと…………」

カナヲ「…」ニコニコ

炭治郎「…」アタフタ

カナヲ「…」スッ

炭治郎「!?」

カナヲ「…」ピンッ パシッ


カナヲはコインを取り出したと思ったら宙に投げて回った

そのコインを手の甲に押さえた…手をどけると裏の文字…


カナヲ「師範の指示に従っただけなのでお礼を言われる筋合いは無いから、さようなら」ニッコリ

炭治郎「!!」



喋ってくれた!!




炭治郎「今投げたのはなに?」

カナヲ「さようなら」

炭治郎「それなに?」

カナヲ「さようなら」

炭治郎「お金?裏と表って書いてあるね?何で投げたの?」ストン

カナヲ「…」


俺は喋りながらカナヲの隣に座った


カナヲ「…」←アキラメタ

炭治郎「あんなに回るんだね」


カナヲ「指示されていない事はこれを投げて決めてる、今貴方と話すか話さないか決めた、話さないが表で話すが裏だったから話した、さようなら」

炭治郎「何で自分で決めないの?」

カナヲ「…」

炭治郎「カナヲはどうしたかった?」

カナヲ「どうでもいいの全部どうでもいいから自分で決められない」

炭治郎「どうでもいい事何てないと思うよ、きっとカナヲは心の声が小さいんだろうな…うーん」

カナヲ「…」

炭治郎「指示に従うのも大切だけど、それ貸してくれる?」


俺はカナヲが握ってるコインに指を指した


カナヲ「えっ?うん…あっ…」

炭治郎「ありがとう!!」

胸騒ぎ→←大業物



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修羅(プロフ) - 髑髏様、本当ですね、すみません(^^; 次から気を付けますね (2019年12月8日 15時) (レス) id: ded5495f5c (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - 一世の名前はジェットじゃなくジョットですよ (2019年12月8日 10時) (レス) id: 29b28b7d13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:修羅 | 作成日時:2019年11月12日 23時

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