大空と生徒会 Ⅲ (ページ4)

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キャンプその② ページ4

白銀side

ー近くの浅瀬ー

綱吉「久しぶりに来たけどやっぱりここは涼しいなぁ～」

沢田はさっきまでと違い、服を着替えている

ズボンは膝より少し長めの半ズボンにサンダル、上着は27とロゴの入ったオレンジのパーカーのみ

足首が浸かる程度の浅瀬と聞いて、沢田の短パンを借りている

四宮「皆さんお待たせしました」

白銀(おお！)//

四宮は白を基調にしたワンピースに麦わら帽子を被り、後ろにはハーサカさん(メイド服)が日傘を四宮に向けながらやってきた

四宮「変…ではないですか？」// ﾓｼﾞﾓｼﾞ

白銀「ににに！似合っていると思うぞ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

綱吉(よくこれで何の進展も無いんだな…)

石上「あ、鮎がいるんですね」

綱吉「鰻も取れるよこの山」

白銀「マジか！」

綱吉「釣りや手掴みでも取れるし、それを直火焼きして昼食にしようか…。あ、四宮さんとハーサカそんは平気かな？」

四宮「私、そう言った食事が経験にないので楽しみです」ﾜｸﾜｸ

ﾊｰｻｶ「お気遣い痛み入ります。問題ありません」

沢田はコテージから釣具一式と七輪と炭に薪、クーラーボックスを持ってきた

釣竿を四本、餌をくくりつけ浅瀬に投げ、食い付くのを待つ

綱吉「白銀君！石上くん！こっちに行ったよ！」

白銀「うおおおおお！！」(ムリムリムリ！！生きてる奴ムリーーー！！)

石上「はぁぁぁぁぁ！！っと！！」
魚(ﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸﾊﾟｸ)ﾋﾞﾁｯﾋﾞﾁｯ

男3人で手掴みで魚を捕らえていた

石上「あはははは！会長ずぶ濡れじゃないですか」

白銀「そう言う石上こそ」

綱吉「ｸｽｸｽ」

白銀「…ﾁﾗｯ」

四宮「ふぅ…」ｷﾓﾁｲｲ…

四宮はサンダルを脱ぎ、ワンピースを少し摘まみ上げながら浅瀬に少し入っていた

ハーサカさんはそんな四宮をを横目に釣竿がヒットすれば淡々と吊り上げていた

白銀「ハッ！！！沢田！石上！鰻だ！鰻がいるぞ！！」

石上「おお本当だ！！天然の鰻ですよ！」

綱吉「捕まえろ！天然の鰻はこの山でも中々拝めないぞ！！」

ﾊｰｻｶ(いいですね…。男子達は…あんな些細な事で盛り上がって…)

白銀「うおっ！粘液で掴めねぇ！！」

石上「あわわわわ！握っても握っても逃げるー！！」

綱吉「中々手強いな！」

天然鰻に苦戦していたその時ーーー

《バシャッ》

男子達「！！」

四宮「あ…すみません。私の所に来たので思わず網で…」汗

皆「おお～」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ