大空と生徒会 Ⅲ (ページ1)

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彼女達は誘いたいその① ページ1

綱吉side

ー四宮低ー

四宮「ハーーアーー」

早坂「…」

綱吉「…」汗

俺は早坂さんにこれから会えるかと聞かれ、会いに来た…

目の前には脱力仕切った、精力が完全に消え失せてる四宮さん…

綱吉「四宮さんどうしたの？」

四宮「ハーーアーー」

早坂「理由は簡単です。これを…」

早坂さんがなる俺に手渡したノートには…

綱吉「え？バカなの？。何で全部、白銀君が誘う前提で予定組んでるの？」

早坂「ね？やっぱり沢田くんもそう思う？」

四宮「ちょっと早坂。悪びれもなく主人のノートを勝手に見るの？。なによりも沢田君までなんですか乙女のノートを読んで」

早坂「もう自分から遊びに誘えばいいじゃないですか。それだけでこんな無味乾燥な夏休みから解放されますよ」

綱吉「遊んで思い出作りするのは大切だと思うよ？。少しくらい、素直に、我儘になればいいのに」

早坂「沢田君の少しってなに？。常におかわいい我儘を連発してくれてるんですよ？。沢田君は１度脳の中身見て貰ったら？」

綱吉「えー？だって俺の周りの連中の方が圧倒的に暴君だし…」

四宮「何馬鹿な事を言ってるのよ！。それじゃあまるで私が会長と遊びたいみたいじゃない！！」///

綱吉/早坂「いや、ぐうの音が出ないくらいその通りじゃ？」

数分、四宮さんは携帯の画面を見つめては時折クスリと微笑む

早坂さんはベッドに座る四宮さんの背後に座る

早坂「受信ボックスを見返してもメールは増えませんからね？。あーあメール保護までしちゃって。そんなに嬉しかったんですか、会長からの初メールが来た時」

四宮「…」///

綱吉「夏祭りまで後半月はあるよ？どうするの？」

四宮「ぐぬぬぬぬ…」

早坂「沢田君はこれからの夏休みの予定はどうしてるんですか？」

綱吉「俺？俺は数日後に田沼君達と水族館に行くかな。その後は中学時代の友達とかにあって…。夏祭りかな…。今回の夏休みの間は緊急性が高い以外の案件は持って来ない様にしたし」

早坂「もしかして暇な日多い感じですか？？」

綱吉「あ～まぁそうなるのかな？学力が落ちない程度には家庭教師から宿題は送られてくるけど」

早坂「…そっか」

はてさて…考えてみれば四宮さんも白銀君もまともに待ち合わせしてお出かけはしてないんだよな…

主に四宮さんが偶然を装って待ち伏せしてるせいだけど…

綱吉「四宮さん、何なら俺から白銀君を誘おうか？」

四宮「え…」

早坂「…」ｷﾞｭｯ…